総合情報学科

システム情報:社会基盤からスマートフォン、人工知能まで
スポーツ情報:ココロとカラダをICTで解析する
メディア文化:最先端の技術で切り開くメディアとデザイン

アルゴリズム研究室(三原孝志 教授)

アルゴリズムと計算量理論

コンピュータの無い世界を想像することはもはや不可能になってきています。ほとんどすべての人間が、間接的な恩恵を含めれば、コンピュータを利用していない日は無いでしょう。では、コンピュータはどのくらいの能力を持っているのでしょうか。逆に、コンピュータは何をすることができないのでしょうか。
まず、コンピュータは万能ではありません。これは、現在のコンピュータの性能では解決できない問題がある、という意味ではありません。将来、いくらコンピュータの性能が向上しても解決できない問題が存在します。哲学的な話とも関係しますが...。
次に、コンピュータが解決できる問題も問題毎に難易度が違います。難易度を評価する代表的な尺度は時間です。速く解ける問題もたくさんありますが、何時間、何日、何年もかかる問題もあります。問題を解くための処理手順(アルゴリズムと呼ぶ)を見つけ、アルゴリズムの実行にかかる時間(計算量と呼ぶ)を評価する研究をしています。

具体的な研究テーマ

乱択計算、近似計算、並列計算などの高速計算アルゴリズム
厳密解を求めるのに時間がかかる問題に対応
量子情報
新しい計算モデル
情報セキュリティとその応用
計算時間がかかる問題を利用
意思決定支援(AHP、ゲーム理論、公平分割など)
アルゴリズムの応用例

この研究室を希望する方へ

研究テーマに対し、能動的に行動するか受動的に行動するかで、当然本人の成長度合も違ってきます。
まず、興味対象が決まっていること。研究テーマが明確に「これを研究したい」と決まっていれば一番良いですが、少なくとも「この分野について興味があるのですが」というくらいは決めておいてください。興味対象が決まっていれば、それから具体的な研究テーマを考えていくことができます。逆に、興味のあるものがない、漠然としかイメージできないとなると、こちらが与えるテーマにもあまり興味が持てなく身につかないでしょう。
次に、問題が生じたとき、安易に他人に解決方法を尋ねることはしない。どうしても解決できそうにないときに初めて他人に頼る。すなわち、自分で解決方法を考える習慣を持ち、解決する能力を身につける努力ができる人であること。