健康栄養学科

第31回 管理栄養士国家試験 合格率97.7%

食品機能研究室 Food Function Laboratory(林清 教授)

食品の抗酸化能の解明と利用

食品には、三つの基本的な機能があります。最も重要な機能はたんぱく質、脂質、糖質等の栄養機能であり一次機能と呼ばれています。2番目の機能は味、におい、色、触感(舌触りなど)、形、大きさなどヒトの感覚機能によって、その食品の嗜好に影響を及ぼす因子であり、二次機能と呼ばれています。3番目の機能が、健康の維持や向上に関与する生体調節機能で三次機能とよばれています。これらの3つの機能のうちでも三次機能に着目し、研究に取り組んでいます。とりわけ、抗酸化成分には、体内の過剰な活性酸素の害を抑える機能があり、種々の効果が明らかになっています。抗酸化物質の多くは、植物が紫外線や害虫から身を守るために作り出す物質で、色、香り、アクの成分です。野菜や果物などの植物性食品には、多種類の抗酸化物質が含まれており、これらの抗酸化成分の測定を中心に研究を行っています。

この研究室を希望する方へ

食品には私たちの体に良い成分が含まれています。こうした成分は薬のようにすぐに効果を示さないのですが、長期にわたり取りつづけていると効果が出てきます。こうした成分のうちでも抗酸化成分を対象に研究を行っています。食品に関心があり、食品に含まれる成分の分析に関心がある方、粘り強く研究に取り組むことができる方を歓迎します。