健康栄養学科

第31回 管理栄養士国家試験 合格率97.7%

2017年3月に行われた第31回管理栄養士国家試験では、合格率は97.7%。第1期生86名の学生が合格しました。

学問の魅力

生命科学と栄養学の融合

生命科学分野の幅広い知識を身につけ、「健康」と「食」をつなぐ専門知識と技術を修得します。栄養学の知識に加え、生物学的な視点から人体の構造と機能、疾病の成り立ち、食べものと健康の関わりについても学びます。4年間の学びを通して所定科目の単位を修得すると、卒業と同時に管理栄養士国家試験の受験資格が得られます。

学び方

管理栄養士としての実践力を身につける

最新の生命科学とバイオテクノロジーをベースに、生物学的な視点から人体の構造や食べものと健康の関わりなどを「専門科目」として学びます。また、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論などの講義や実験・実習により、管理栄養士としての専門的な知識と技術を修得します。さらに、学外実習によって実践的な知識と技術を統合させ、社会で活躍できる実践力を身につけます。

学びの特徴

管理栄養士の学びの目標は、専門的な知識および技術を修得し、国民の健康の保持増進や疾病の予防、傷病者の療養などに貢献できる実践的技能を獲得することです。健康と栄養の諸問題は日々変化しており、管理栄養士は常に社会に対応できる応用力が求められています。健康栄養学科は、このような日々多様に変化する栄養・健康問題に解決・対応できる十分な知識と教養を兼ね備えた管理栄養士となれるようなカリキュラムを取り入れています。また国際社会にも対応できる人材を育成するため、教育体制の見直しも常に行っております。

グローバル化への対応

キャンパス英会話やカナダへの海外英語研修など、国際化に応える人材育成を支援するさまざまなプログラムを行っています。

English Lounge

学期期間中の月~木曜日には担当教員のセッションがあり(時間割は詳細ページ参照)、気楽に飲食をしながら英語での会話を楽しむほか、ゲーム、詩や絵本の購読、映画鑑賞などが行われます。また、TOEICの点数アップを目指した勉強や、英語によるプレゼンテーションの練習もできます。セッション以外の時間も、自習や飲食や待ち合わせなど、部屋は自由に使えます。さらに書籍・DVDの貸し出しやクッキング・イベント(英語で料理)なども行われています。

キャンパス内留学 Toyo Achieve English 英語講座

会話を中心にキャンパス内で学べる英語講座。授業の空き時間を有効に使いながら毎日学べる1クラス最大4名の少人数制のグループレッスンと自分のレベルや希望にあった授業を受講できるマンツーマンのレッスンです。

海外英語研修プログラム in Canada

美しい町カナダのヴィクトリアで学ぶ、4週間の語学研修&ホームステイです。ヴィクトリア大学イングリッシュ・ランゲージ・センターにおける語学レッスンのほか、屋内外で多数のアクティビティという充実のプログラムです。英語の苦手意識を克服し、異文化に触れることを主な目的とする本プログラムは、留学のファースト・ステップとして最適です。第2期生の参加者は帰国後、TOEICスコアを飛躍的に伸ばしました。

LEAP (Learning English for Advanced Purposes)

海外留学を希望する学生を主な対象とし、留学に必要な英語力を習得することを目標とした英語特別教育科目です。英語教授法が専門のネイティブ・スピーカーによる指導のもと、半期ごとにEAP B (Reading & Writing)、EAP A (Speaking & Writing)の開講クラスで、それぞれの焦点に合わせて学べます。また、春休み中には10日間のTOEFL iBT対策講座やEnglish Campも開かれています。なお、本授業は単位認定科目です。

国際シンポジウム・サマーキャンプ(研究科と連携)

生命科学研究科主催の海外研究者と本学院生の研究交流プログラムです。2014年は9月に6カ国10名の海外研究者を招き、“LifeSciences@ToyoUni”をテーマとした2日間のシンポジウム(参加者約200名)と、河口湖セミナー・ハウスで3日間のキャンプ(参加者約70名)が開催されました。学生主体による世界の指導的研究者との交流プログラムは、参加する学生にとって貴重な経験となっています。

4年間の学び

ニーズが高まる「栄養の専門職」

少子化、高齢化が進む社会で、人々が健康な生活を送るために、栄養の専門知識と技術を持った人材のニーズはますます高まっています。生命科学をベースに、栄養と健康の専門知識を幅広く学ぶ健康栄養学科は、国内外を問わず栄養のプロフェッショナルとして活躍したい人にとって、最適な学びの場です。管理栄養士として活躍し、将来は栄養分野のリーダーや指導者になりたい人をはじめ、食と栄養に関心を持っている人、生物・化学に興味がありバイオテクノロジーの先端技術を活用して食品の栄養科学を探求したい人、食料・資源・環境・健康に関心を持っている人など、本学科は「学んだことを生かして社会で活躍したい」という人を求めています。

生命科学と栄養学を学び、管理栄養士を目指す

いのちを科学する生命科学と栄養学は、切っても切れない関係にあります。健康栄養学科では、生命科学分野の幅広い知識を身につけ、健康と食をつなぐ専門的知識と技術を修得します。また、医療・福祉・栄養行政の専門職にふさわしい高度な知識と技術を得て、管理栄養士国家試験に合格することを目指します。入学後は、最新の生命科学とバイオテクノロジーをベースにして、生物学的な視点から人体の構造と機能および疾病の成り立ち、食べものと健康の深い関わりを専門科目として学びます。また基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論の講義と実験・実習により、管理栄養士としての専門知識と技術を学習します。さらに、学外実習で実践的な知識と技術を統合させ、社会で活躍できる実践力を獲得します。カリキュラムは、文系出身で化学や生物を初めて学ぶ人でも十分理解できるように編成されています。基盤教育科目には「キャリアデザイン」、英語と日本語で学ぶ「ライフサイエンス基礎Ⅲ」、『中国語で学ぶ「中国食文化」』、「異文化と社会事情」なども設置、キャリア支援とグローバル人材の育成にも力を入れています。

管理栄養士国家試験の受験資格

本学科4年間の学びを通じて、基盤教育科目分野、専門科目分野における高度な専門知識を身につけ、病院・福祉施設などでのチーム医療の現場で専門的知識を生かして行動できる能力や、栄養行政の場で健康保持増進のために必要な栄養管理・指導ができる能力を有していると認められた人には、管理栄養士国家試験の受験資格が与えられます。

カリキュラムマップを見る(PDF: 1ページ, 108KB) ※カリキュラムは改訂することがあります。

卒業研究のテーマ例

  • 野菜類の抗酸化能の測定とその変動要因の解明
  • 変異原性試験
  • 食品微生物の薬剤耐性メカニズムの解明
  • 地域の健康づくりの為の公衆栄養学的アプローチ
  • ヒトにおけるミネラルの代謝に関する研究
  • 大量調理における作業研究
  • 高齢者の健康・長寿を支える取り組み
  • ハッショウマメの調理品の調製とその特性に関する測定
  • 英国ルネッサンス期における医食の文化と文学におけるその表象
  • 動脈硬化予防にかかわる食事因子の探求
  • 食嗜好と苦味感受性との関連
  • 糖尿病患者における血清DPP4と身体状況、血糖コントロール指標および食物摂取状況との関連

学びの取り組み

食品・流通業界で活用できる専門性の幅を広げる

管理栄養士のおもな職場は、病院、福祉施設、学校給食、事業所、保健所などです。医療、介護、福祉、教育、行政の立場から、傷病者、乳幼児、児童、企業の従業員、施設の高齢者、地域住民の健康を、「食」の面からサポートします。また、最近では自ら調理する機会が減っているため、調理済み食品やお弁当などのニーズが高まっており、おいしく、安全で高品質な食品の製造・開発が求められています。本学科では高度な分析機器を活用して分析スキルを修得するとともに、食品表示を正しく理解できる教育を展開しています。そして卒業後に、食品の製造・流通業界での品質管理や商品開発の分野で活躍できる管理栄養士を育成します。

個人の能力に合わせた学習支援

大学での授業は、高校に比べ幅広く高度です。各専門科目の授業をしっかり理解するためには、入学後のできるだけ早い段階から学習効率のよい予習・復習の方法を身につける必要があります。それが4年次に受験する、管理栄養士国家試験の合格へのスタートラインとなるのです。高校時代にどの科目を履修したのか、どこまで理解しているのかは十人十色ですが、本学科ではこれまでの総合大学として長年培ってきた効率のよい学習支援プログラムを活用し、各個人のレベルに合わせた学習支援を行います。

専門学習と実社会とを連携させる管理栄養士専門導入教育

大学の1年次カリキュラムでは、東洋大学の学生としての基礎教育を身につけます。ものの本質にせまり、じっくりと深く考える力を学ぶとともに、英語力を身につけ国際化に対応した社会人基礎力を育みます。その一方で、管理栄養士としての「芽生え」を育成するため、1年次春学期から管理栄養士専門導入教育を実施します。板倉キャンパスの周辺には、首都圏の食を担う食品工場やセントラルキッチンが多く存在しています。そこで、まずはグループワークで食品加工、流通技術、衛生管理などの理論面を学習し、それから地域の複数の工場を見学することで、学問知識と現場とを一体化させます。工場見学後は報告会を開催し、プレゼンテーション能力を磨きます。

第1期生86名合格(合格率97.7%)

平成29年3月19日(日)に実施された第31回管理栄養士国家試験の試験結果が、厚生労働省ホームページ及び各地方厚生局において、平成29年5月9日(火)14時に発表されました。
平成25年4月に開設し、初の国家試験受験となった東洋大学食環境科学部健康栄養学科の合格率は、97.7%。これは新設の管理栄養士養成課程(大学)の過去5年間の平均70.8%(私立大学においては65.9%)を大きく上回るものです。