食環境科学科 フードサイエンス専攻

いのちを支える「食」を知る。

最新バイオテクノロジーに関する知識と技術をもとに、「食」を科学的に捉える視点を獲得。グローバル化が進む「食」の分野で、人々の健康や「食の安全・安心」に貢献する専門家を目指します。文系・理系の枠にとらわれず、生命科学の基礎から学ぶことができます。

学問の魅力

生命科学の視点から「食」を学ぶ

「食環境科学」とは、「食と環境」についての正しい知識と分析力を身につける学問です。なかでもフードサイエンスは、生命科学の視点から「食」を学びます。さらに最先端のバイオテクノロジーをベースに、食育から食の安全・安心までの総合的な知識と技術についても学習します。本専攻で学ぶことにより、食と環境についての専門知識の修得から生活の中で生かしていくための実践的なノウハウまで、食をコーディネートする総合力を身につけることができます。

学び方

「食」の専門知識を系統的に学ぶ

文系出身者にも理解できるよう、カリキュラムは段階的な編成となっています。本専攻では食品の機能科学、栄養・健康科学、食品の安全、そして食育を通じて食文化の維持・向上といった専門知識を系統的に学びます。特に2年次からは食品の機能科学・栄養、健康科学に重点を置き、食をコーディネートする総合力と最先端のバイオテクノロジーによる分析技術を身につけます。さらに食の安全を高度に追求するなど、将来の目標にしたがって専門的に学びを深めます。

新カリキュラムの特徴

食の幅広い領域に対応した「高度専門職人」育成に向けた新カリキュラムを2017年度より実施します。食環境領域における実践の場をより身近に感じるために工場見学を開催、さらにキャリアデザインや食環境科学特別講義など、高度専門職人として必須となる知識を修得する講義や実習を行います。

グローバル化への対応

食環境学科が設置されている板倉キャンパスでは、2学部4学科が協力しながらグローバル化を進めています。キャンパス英会話やカナダへの海外英語研修など、国際化に応える人財育成を支援するさまざまなプログラムを行っています。

English Lounge

学期期間中の月~木曜日には担当教員のセッションがあり(時間割は詳細ページ参照)、気楽に飲食をしながら英語での会話を楽しむほか、ゲーム、詩や絵本の購読、映画鑑賞などが行われます。また、TOEICの点数アップを目指した勉強や、英語によるプレゼンテーションの練習もできます。セッション以外の時間も、自習や飲食や待ち合わせなど、部屋は自由に使えます。さらに書籍・DVDの貸し出しやクッキング・イベント(英語で料理)なども行われています。

キャンパス内留学 Toyo Achieve English 英語講座

会話を中心にキャンパス内で学べる英語講座。授業の空き時間を有効に使いながら毎日学べる1クラス最大4名の少人数制のグループレッスンと自分のレベルや希望にあった授業を受講できるマンツーマンのレッスンです。

海外英語研修プログラム in Canada

美しい町カナダのヴィクトリアで学ぶ、4週間の語学研修&ホームステイです。ヴィクトリア大学イングリッシュ・ランゲージ・センターにおける語学レッスンのほか、屋内外で多数のアクティビティという充実のプログラムです。英語の苦手意識を克服し、異文化に触れることを主な目的とする本プログラムは、留学のファースト・ステップとして最適です。第2期生の参加者は帰国後、TOEICスコアを飛躍的に伸ばしました。

LEAP (Learning English for Advanced Purposes)

海外留学を希望する学生を主な対象とし、留学に必要な英語力を習得することを目標とした英語特別教育科目です。英語教授法が専門のネイティブ・スピーカーによる指導のもと、半期ごとにEAP B (Reading & Writing)、EAP A (Speaking & Writing)の開講クラスで、それぞれの焦点に合わせて学べます。また、春休み中には10日間のTOEFL iBT対策講座やEnglish Campも開かれています。なお、本授業は単位認定科目です。

4年間の学び

2つの選択コースで専門的かつフレキシブルに学ぶ

1年次は基盤教育科目を含め、幅広く基礎を学びます。2年次以降は将来の目標にしたがって専門的に、また、フレキシブルに学習しやすいように設定されています。

カリキュラムマップを見る(PDF: 1ページ, 186KB) ※カリキュラムは改訂することがあります。

卒業研究のテーマ例

  • 微量元素組成に基づくホウレンソウの産地判別
  • 環境制御下における野菜の効率的栽培に関する研究
  • 金属酸化物半導体センサを用いたマグロの鮮度評価
  • ハイイロシメジの人工栽培化へ向けての研究
  • トウモロコシ加工食品に混入する組換え遺伝子の検知

学びの取り組み

学生の修学意識や就労意識を高める、社会人基礎力を身につける、学生と教員の距離を近づけるなど、生命科学部食環境科学科において実践してきたプログラムを、PDCAサイクルによる検証と改善を行いながら学生の教育に取り入れています。

私が考える食育作文コンテスト

高校生が自分の考える食育に関した作文を書いて応募し、大学生がそれを読んでコメントをつけたり、表彰式において入選作品の講評を行ったりする、2年生を中心とした双方向型の高大連携プログラムです。本コンテストでは、高校生による作品の応募と大学生による評価・返却の過程の中で、幅広い実務を主導的に行うことが求められます。具体的には、出身高校への訪問を含む学外への広報活動、応募作品の評価基準の策定や評価、表彰式や高校生と大学生の意見交換会の企画・運営などです。このコンテストに参加することにより、広範な社会人基礎力の育成が期待されます。ホームページでの広報に加え、多くの高校へ訪問活動をした成果もあって、平成25年度は約3000通もの応募作品がありました。

食品工場見学会および報告会

4月中旬に、1年生全員がクラス単位で板倉キャンパス近隣の食品工場を見学します。製造現場では食品会社の担当者の方々から直接説明が受けられます。そして製造工程だけでなく、食品の品質や原材料の安全性の確保についての方策、食品企業の理念や経済活動などについても知ることができます。この体験を通して社会で必要とされる能力を実感することは、学業におけるモチベーションアップにもつながります。また、8月にはこの食品工場見学の報告会を行います。報告会ではパワーポイントを使って企業(および工場)の説明を行うことが求められるため、各クラスは定期的に集まり資料づくりを行います。クラス全員が協同して作業を行うことで、仲間づくりを促すだけでなく、新入生の孤独化防止にも一役買っています。

少人数クラス担任制度

所属する全教員が学生の担任となり、少人数の学生(各学年10名程度)に対する学生指導を行っています。これは教員と学生の距離をより近づけるために設けられた制度です。1年生については、食品工場見学会やその報告会と連動して、休み時間や授業の合間に定期的なミーティングやゼミ活動を行うことが、全教員に義務付けられています。これらは学校生活における問題点の抽出や、問題の深刻化の防止に役立っています。さらに、各学年の必修授業で欠席が目立つ学生をクラス担任に連絡することで、不登校学生の早期把握と適切な対応を取ることに努めています。