フィットネストレーニングの授業は、「15回の授業で自分に合ったオリジナルメニューを完成させる」ことを目標とし、学生一人一人が実際に体を動かしながら取り組みます。90分間のうち、最初の15〜20分間は、トレーニングの方法、考え方、メニューの組み方、腰痛や猫背の対策法などについて講義を行い、残りの時間で学んだことを各自で実践していきます。講義や実技を行う場所は、2011年4月に竣工した東洋大学総合スポーツセンター内にあるトレーニング室です。学生たちは、トレーニング器具の効果的な使い方についても実践の中で身につけていきます。フィットネストレーニングは、「身体的な健康」だけではなく、メンタルを鍛えることで「精神的な健康」を高めることにもつながります。また、さまざまな学部や学年、キャンパスの垣根を越えた仲間が一緒に汗を流すことで、人と人とのつながりや社会的な接点が生まれ、体や心の健康に加えて「社会的な健康」を得ることもできるのです。受講者には、楽しみながら自分に合ったトレーニング法を見つけ、健康的な生活を送ってほしいと願っています。

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西村 忍准教授経営学部 マーケティング学科

  • 専門:健康科学、スポーツ医科学
  • 掲載内容は、取材当時のものです