中国語とは、主に漢民族が話す言葉です。中国大陸、香港、マカオ、台湾そしてシンガポール、マレーシアなどの地域と国を中心に、13~14億人が中国語を話すと言われています。中国語の品詞には名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、文成分には主語、述語、目的語、連体修飾語、連用修飾語などがあり、文構造は日本語のSOV型(主語、目的語、動詞)と違い、SVO型で、英語とよく似ています。ところが、時刻、場所、道具などを表す連用修飾語の位置は、英語では中国語と違い、ほとんど文の後ろの方におきますが、日本語では中国語と同じで動詞の前に置きます。同様に、名詞句を修飾する文の成分である連体修飾語も、英語では名詞の後ろにおきますが、日本語と中国語では名詞の前におき、名詞をしっかりと修飾しています。また、aはbにある、bにはaがあるといった、所在・存在文とよばれる文、特にbにはaがあるという存在文の場合、中国語では主語を”存在物“として扱う、特殊な文法を用いることがあります。このように、英語にも日本語にも似ている部分、違う部分を持つことを知ることで、より中国語を学びやすくなるでしょう。日本と中国の交流が盛んになり、最近では日本の大手企業でも中国の人材が求められるようになりました。みなさんも中国語を学んで、今後のキャリアに役立てましょう。

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続 三義教授経済学部 国際経済学科

  • 専門:言語学、日中対照言語学、地域研究
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