この講義は、自然科学の内容を英語で学び、学生自身が研究した内容を国内外の学会で発表する、プレゼンテーションの技能を習得することを目的としています。
まず、題材となる英文のテキストを読み、わからない単語をリストアップし、ホワイトボードに書いてもらいます。恥ずかしさを捨てることも必要です。このボキャブラリーリストを確認したら、文章を翻訳し、数行ずつ音読して内容の理解を深めます。次に、この文章をベースに自分で文章を作ってみます。本人のチャレンジだけでなく、ほかの学生の文章に対して英語でコメントするなど、プレゼンテーションをするうえでのよい練習になります。そして最後の仕上げが、パワーポイントを使ったプレゼンテーションです。各学生は興味のあるタイトルについて5分程度の資料をまとめ、何度か発表を繰り返してさまざまな観点からチェックを重ね、完成度を上げていくのです。
生命科学部では、大学院生はもちろん、学部生が学会で発表することを奨励しています。がんばれば成果を出し、世界に向けて国際学会で発表することもできます。ぜひそういった機会を活用し、世界を見て見聞を広め、世の中に貢献していってほしいものです。

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竹井 弘之教授生命科学部 生命科学科 バイオプラズモニクス研究室

  • 専門:ナノテクノロジーを用いた医療・環境用センサーの開発
  • 掲載内容は、取材当時のものです