旅客機にはエアバス社とボーイング社の2社があります。それぞれの機材を小型機、中型機、大型機、さらに先生独自の基準で中・大型機の4つに分けて考えてみると、航空会社の経営戦略が見えてきます。大型飛行機で大都市からハブ(拠点の空港)まで飛び、そこから小さな飛行機で目的地に向うというハブ&スポーク方式も、用途によって機材を使い分けるビジネスモデルの1つでした。
しかし、航続距離が長く人数もある程度運べるうえ、よりコストがかからないとあって、次第に中・大型機が大型機にとって代わるようになりました。
現在、世界の飛行機の需要は小型機に集中しています。お客様の乗りたい時間、乗りたい場所に航空会社が合わせ、小型機で便数を増やしたほうが今の時代に合っているからです。冷静にデータに基づいて判断をし、お客様のニーズに合わせて機材選びをしていく必要があるということがわかります。このように、機材の知識を持っていることは、航空経営を知る上で大変重要なことなのです。

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島川 崇教授国際観光学部 国際観光学科

  • 専門:観光マーケティング、サスティナブル・ツーリズム、福祉観光、航空経営論
  • 掲載内容は、取材当時のものです