社会福祉士は相談援助を行う専門職なので、学問として学ぶだけでは現場で力を発揮できません。そのため、学生は3年生になると実習に行きます。ソーシャルワーク演習は、その現場実習に備え、相談者を想定して支援計画を立てるといったシミュレーションを行う授業です。
今回の授業では社会的排除(ソーシャル・エクスクルージョン)と社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)の事例について考えます。学生たちにはあらかじめ、取り上げたい事例を探して来てもらいました。学生は事例を探すことで課題や問題点に気が付きます。その解決方法を調べ、考え、自分の言葉にして発信し、さらにグループで議論することで、より良いアイデアを形にしていきます。
今日はグループで扱う事例を決めるところまで、授業を進めました。次回はその事例についてグループ内で議論したあと、そのまとめをグループごとに発表してもらう予定です。グループ演習を行うことで、自分の考えや価値観の偏りに気が付くこともあります。こうしたグループダイナミクスの中で、新しい可能性がより広がっていくことが期待されます。

pf_kado.jpg

門 美由紀助教社会学部 社会福祉学科

  • 専門:地域福祉、ソーシャルワーク、国際福祉
  • 掲載内容は、取材当時のものです