自ら問題点を探し、自ら解決法を模索する研究活動

わたしの研究テーマは「気象情報を付加した星座表アプリの開発」です。星座表に気象情報を付加して、自分の位置する地点から何分後に星が見えるかを調べられます。昨年ペルセウス座流星群を見ようとしたときに、雲に遮られて、なかなか流星群を見ることができなかった苦い経験からこのアイデアを思いつきました。先生にも着眼点は面白いと褒められたのですが、課題が多く、心が折れそうになったことも。それでも仲間からのアドバイスを励みに、様々な開発の不具合を解消しながら完成させることができました。総合情報学科の一期生ということもあって、研究テーマは自分たちで課題を見つけ、試行錯誤をしながら追究したものばかり。そのため主体性や問題解決力が養われたと思います。これからも世の中が少しでも便利になるよう貢献できればと考えています。

自分の可能性を信じて、第一志望に挑戦

最初は、大学院に進学するつもりでした。ただ1年次に、学内の講演で出会ったマイクロソフトに入社した先輩の姿が忘れられずに、難関であることを承知で採用試験を受けることにしました。講演の具体的な内容も魅了的な内容でしたが、自身の仕事について生き生きと話されていた先輩の姿は強く印象に残っていました。3年次に外資系企業のインターンシップに参加する機会があって、そのときに大きな裁量と責任が持てる仕事に携わりたいという、わたしの仕事観も明確なものに。就職活動時には、生き生きと仕事に向き合うあの先輩に、自分の将来の姿を重ね合わせるようになっていました。入社後には、全国で実施するセミナーで、マイクロソフトの新技術や新サポートを人々に分かりすく説明する「エバンジェリスト」という仕事に就く予定です。失敗を恐れず何事にもチャレンジして、一日も早く周囲から頼りにされる一人前になりたいと思っています。

4年間の学び

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3年次から養護教諭の採用試験に向けて本格的な学びをスタート

1年次

ものづくりの醍醐味や、情報を取扱う作法や知識を習得
1年次では「総合情報学基礎演習」「映像メディア制作」などの実習を通して、情報を取り扱う作法や知識を学ぶほか、「総合ゼミナールA・B」では絵画や立体物の制作を経験して、ものづくりの面白さに目覚めました。

2年次

授業で、シミュレーションの有益性を実感
「コンテンツ作成のためのCG」の授業で地震などの災害シミュレーションを見て、その有効性と有益性を実感。災害と同じ状況を実際につくり出すとなると、膨大なコストや時間が必要に。社会に貢献できるシミュレーション技術を研究したいと思うようになりました。

3年次

個性が尊重される自由な社風への憧れ
授業の一環として約3週間のインターンシップ研修に参加し、外資系ソフトメーカーで就業を経験。外資系企業ならではの社風を知るとともに、最終日には役員へのプレゼンテーションなど、貴重な体験が得られました。

4年次

自らの研究テーマを探究し、自ら考える力を習得
研究は約1年半を掛けて計画的に進めていきます。仲間や教員とのディスカッションを通じて、内容や手法を常にチューニングしていき、アプリ開発の精度を上げました。一連の研究活動を経験することで、思考力を養うことができました。
高校時代のわたし
プログラムさえつくれればビジネスになる。そう思って、IT系に興味を持っていました。高校2年次からオープンキャンパスに参加。東洋大学の総合情報学部を選んだのは、ITだけでなく、メディアや心理など幅広い分野を学べる点が魅力でした。

アドバイス

失敗に臆せず、前を向いて進んでいこう
大学生活の4年間は新しいことにどんどん挑戦してください。挑戦すれば、その分失敗もついてきます。でも、臆することはありません。失敗した経験を生かし、次の機会には改善をして取り組めば、その分だけ技術や知識が身に付いてくるはずです。前を向いて進んでください。楽しみながら、いろいろなことにチャレンジを!

山本 明日美さん総合情報学部 総合情報学科4年

  • 内定先:日本マイクロソフト株式会社
  • 埼玉県・私立栄東高等学校出身

  • 掲載内容は、取材当時のものです