たった一人の行動が世界を変えることも

バングラデシュでボランティアをしたのは、3年次のとき。理論だけでなく、現実に起きていることを自分の目で確かめる必要があると思いました。驚くことに、現地の人たちにはゴミをゴミ箱に捨てるという習慣がありません。道端はゴミだらけで劣悪な衛生環境です。そこで、日本の学生100人とダッカ大学の学生100人が中心となって、この悪習を変える活動をすることになりました。3ヵ月の準備期間を経て、最終的には地元住民を含む約1000人もの人たちが参加。別れ際に一人の学生が言ってくれた「ゴミ拾いの大切さを知りました」という言葉が今も強く心に響いています。行動を起こせば、わずかであっても世界を良い方向へと変えて行くことができると確信しました。

素晴らしい先生との出会いが夢を現実に

2年次に入った佐野聖香先生のゼミに3年、4年と続けて在籍しました。本当に熱心に教えてくれる先生で、12名のゼミ生全員の就職活動についても、エントリーシートの添削や面接をはじめ、細かくご指導いただきました。週一回の就職活動報告会では、各自が定めた目標に向けてモチベーションを高く持ち続けるよう叱咤激励していただき、頑張ることができました。翌日は、いよいよNTT東日本の最終面接という日に先生からいただいた電話は忘れられません。面接で話そうと考えていた内容を伝えたところ、「それじゃ駄目」と具体的にアドバイスしてくださいました。ゼミ生全員が早い時期に就職を決めることができたのも、先生のそんなご指導があってこそ。本当に感謝しています。

4年間の学び

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ゴミ箱へ捨てる習慣のないバングラデシュで地元の皆さんとゴミ拾い

1年次

語学研修旅行に参加したことから徐々に積極的な姿勢に変化
高校時代は、何にも挑戦しない受け身な生徒でした。しかし、大学では少しでも興味のあることに挑戦しようと思い、英語語学研修プログラムに参加しました。研修をきっかけに自ら意志を持って行動しないと何も身に付かないと考えるようになりました。

2年次

すべて自分で手配しエストニアへ。積極的な交流で広がる世界
航空券から宿泊するホテルまで、すべて自分で手配して友人と2人でエストニアへ行き、国立公園100周年を祝うワークショップをお手伝いするボランティアに参加しました。1年次の研修では、日本人の友だちがたくさんいる状況でしたが、エストニアでは、各国の人たちと積極的に交流。自ら動くことで、どんどん世界が広がっていくことを実感しました。

3年次

バングラデシュのゴミ問題に地元住民とともに取り組む
その地域の課題を把握し、地元の皆さんと改善に向けてともに行動する。小さな変化かもしれませんが、良い方向へと動き出すきっかけにすることができたのは、本当にうれしいことでした。

4年次

ゼミの先生の強力指導のもと志望企業から見事内定を獲得
ゼミで、BOPビジネス(貧困地域の様々な問題の解決に貢献する活動を事業として行うこと)を学ぶ中、援助という一方的で一時的な形ではなく、持続可能な企業活動を通じて、地域に貢献することに大きな意義を感じるようになりました。NTT東日本を志望したのは、世界でそのような活動ができる企業だと考えたからです。
高校時代のわたし
貧困問題に関心を持つようになったのは、ゴミの山で働いている少女の姿をテレビで見たことがきっかけです。頑張ろうとしてもチャンスすら与えられない途上国の現実にショックを受けました。そんな問題について学べる国際経済学科を目指して受験勉強をスタートしたのは、3年次の夏のこと。国語、英語、数学に絞って勉強しました。

アドバイス

興味の持てる分野を選ぶことが充実した大学生活を送る鍵に
「何を学びたいかわからない」という悩みを持つ人は、案外多いのではないでしょうか。そんな場合は、日々の生活の中で自分が何に驚き、何に感動するのかを考えて、少しでも興味のある分野に進むようにしてください。そうすれば、大学での学びに意義を見いだすことができ、充実した大学生活が送れると思います。

山岡 由季さん経済学部 国際経済学科4年

  • 内定先:東日本電信電話株式会社
  • 茨城県立藤代高等学校卒業

  • 掲載内容は、取材当時のものです