積極的に飛び込んだ世界で、先生という目標を見つける

入学時には、将来の目標は何も決まっていませんでした。ただ人生で一番自由な時間が持てるこの時期だから、何か始めたいとは思っていました。それで飛び込んだのが学習支援ボランティアでした。学校がつまらないと思っている子どもたちを相手に教えることで、子どもたちが興味を持てる授業の重要性を知るきっかけになりました。先生になりたいと強く決意したのは、大学3年次に参加した大学主催の『東日本震災復興ボランティア』です。宮城県東松島市で被災した子どもたちと触れ合う中で、辛く悲しい出来事を体験しながらも、寂しい気持ちを少しも見せず話しをする姿を見て、将来を担う子どもたちの力になりたいという思いがふつふつと湧いてきました。それからは、教育課程の授業はもちろんのこと、学部の授業でも何か子どもたちに生かせないかという視点で積極的に取り組むようになりました。

大学主催のセミナーは、教育の現場で役立つ内容

大学の就職・キャリア支援課では、教員を目指す学生向けに「教員養成骨太セミナー」というプログラムを行っています。引退された元・校長先生などが講師として、教師としての人となりや、現場で経験したエピソードも交え話してくださる内容には、新たな発見と説得力を感じました。個別の相談にものってもらえ、保護者のクレーム対応など現場で生かせるノウハウも教えていただきました。卒業後は、自分が理想とする授業を実現するため、大学院へ進むことにしました。子どもたちがなぜだろうという、興味・関心が持てるような授業をつくるには、どのように生徒に発問したり、授業を構成していくのかを、2年間かけて、じっくり研究して、内容を深めていきたいと考えています。

4年間の学び

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課題がたくさん見つかった教育実習

1年次

学習支援ボランティアに参加し、教える楽しさを学ぶ
子どもが好きだったこともあり、以前から興味のあった学習支援ボランティアに参加。週3日、学校に好感を持てていない子どもたちと真剣に向き合い、話しをすることで、元気になっていく姿を見て、教える楽しさが次第に芽生えてきました。

2年次

大学での学びの大切さを再認識する
教職課程の科目の一つ『教育相談』で、カウンセリングを体験。人とのコミュニケーションで、意識せずに行っていた話し方やしぐさが、いかに意味があることかを学び、子どもたちと関わるときには、より意識して取り入れるようになりました。

3年次

授業研究会に参加し、自らの進路を決意
現役の先生向けの授業研究会に学生ながら参加しました。子どもたちが活発に意見を交わす、その授業スタイルに感銘を受け、大学院への進学を決意。進学先では、そうした授業づくりを模索したいと考えています。

4年次

教育実習を通して、現場で学ぶ重要性を実感する
教育実習では、最初は苦戦しましたが、徐々に生徒たちとの距離も縮まり、目指している双方向の授業にもチャレンジ。課題や気付きがあり、現場で学ぶことの重要性を実感しました。
高校時代のわたし
野球部に所属して、3年間練習漬けの毎日。東洋大学の附属高校だったので推薦入試を受けたいと思い、2年生の夏から勉強しました。定期考査の得点アップを目指し、一日単位、一週間単位で、確実に進められる計画を立て、実施。最後には苦手科目を克服するまでになりました。

アドバイス

興味のあることに専念すれば、目標や夢も見えてくる
入学するまでは目標や夢がなくても、焦る必要はありません。大学時代は、自由な時間もあり、何でもできる時期。何かを始めるには最適です。興味のあることに、一生懸命取り組むことで、本当にやりたいことは必ず見えてきます。東洋大学はサポート体制も含めて、充実した環境が整っているので、何か始めなきゃ損です。

西尾 冬馬さん法学部 法律学科4年

  • 進学先:筑波大学大学院 修士課程 教育研究科
  • 茨城県・私立東洋大牛久高等学校出身

  • 掲載内容は、取材当時のものです