毎年11月に開催される「白山祭」は、学生が企画から運営まですべてを取り仕切り、開催する大学行事です。白山祭実行委員会の学生たちはその年のテーマに基づいて、当日2日間のために1年間をかけて準備を進め、イベントを作り上げていきます。実行委員たちは、一人ひとりが本部や企画運営、総合案内、渉外、総務、広報などの部門に分かれ、200以上の参加団体を統括しながら、責任感をもって担当職務にあたっています。

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実行委員会では「記憶に残るイベント」を作り上げようと、学生たちが互いに意見を出し合い、企画を練り上げていきます。その過程では楽しいことばかりではなく、時には進むべき道が見つからずに悩み、苦しい思いをすることもあります。それだけに、当日イベントを終えたときの達成感は言葉で言い表すことのできないもので、苦楽を共にしてきた実行委員たちは、かけがえのない仲間として強い絆で結ばれていくのです。そして、実行委員同士はもちろん、卒業生なども含めて多くの人たちとの関わりの中で、一つのイベントをやり遂げたことは、大きな自信となり、成長につながっています。

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