多様な「個」を認め合い、共生社会を創造する

国籍、人種、宗教、性別など違いを受け入れ、
多様な価値観や文化的背景を持つ人々と共に生きていく。
多文化共生の進む社会では、互いの「個」を認め合い、
新たな価値を創造する力が求められます。
東洋大学では多角的な視点で物事を見つめ、自ら主体的に学び、
新たな社会を築いていくことのできる人を育てています。

動画で見るWeb体験授業外国にルーツをもつ子ども家族の支援

近年、日本では両親が外国生まれ、あるいはルーツをもつ子ども、国際結婚により父母のいずれかが外国人である「外国にルーツをもつ子ども」が増えています。彼らは言葉の壁や宗教観、ジェンダー問題などさまざまな不安や壁を抱えています。特に生活習慣の違いは宗教の違いに基づき、食べ物や行事などの面で、日本で共存していくのを難しく感じています。このような壁が社会との関係を希薄化し、孤立や経済面での貧困、人間関係や教育の貧困を招いています。保育者や教育者には彼らへの心理的な側面への配慮が求められ、そのような姿勢を通じて子どもたちの多様性を理解する力を育て、人の多様性を見た時に、個性として受け入れられるようになります。今後は、幼児教育、保育、福祉の現場からも、多文化共生の土壌を作っていくことが必要です。

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動画で見るWeb体験授業グローバル化する日本社会の宗教社会学

近年、移住者の国際移動が増え、在日外国人が238万人(2016年末現在)と、多民族化・多文化化しています。特に、労働者や国際結婚、留学生などの多様な文化背景を持つニューカマーが増え、異国の地での生活上の困りごとなどを抱えた移住者たちにとっては、宗教が重要なセーフティーネットになっています。キリスト教では、教会組織を基盤にした福祉、医療、教育といった社会活動を積極的に行い、地域団体や行政とのネットワークを築いています。震災時にはイスラーム教徒による炊き出しなどの支援活動などもありました。宗教が移住者にもたらす社会的機能には、ルーツとなる言語や文化を日本人信者にも共有し、第二世代、第三世代に伝えていくことなどがあります。グローバル化する宗教についても、宗教社会学の視点からの考察を深めていくことが必要です。

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Student Voiceさまざまな出会いが視野を広げてくれた

日本人の母を持ち、多民族国家のシンガポールで生まれ育つなかで、幼いころから日本に憧れていた社会学部社会心理学科の学生は、差別や民族による価値観の違いに興味を持っていました。日本へ留学するにあたり、文化の違いや差別がなぜ起こるのかを、社会心理学の側面から学んで理解したいと東洋大学の社会学部を選びました。そして、大学での学びを通して、社会の中で“当たり前”とされていることについて疑いを持ったり、物事をさまざまな視点から見て考えたりすることができるようになったそうです。さらに、留学したもう一つの目的は、軽音楽サークルに入って活動することであり、音楽活動を通じてたくさんの友達ができたことや、ずっと憧れていた日本の音楽に存分に浸れる毎日にとても満足しています。

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