月別アーカイブ: 2017年4月

Shusaku Yamaya, ProfessorDepartment of Policy Studies
Faculty of Economics

  • Academic Activities
    • The Japan Society of Public Utility Economics, Director
    • Japan Society of Material Cycles and Waste Management, Member
  • Thesis/Writings
    • Public Policy on Waste Management and Recycling
    • Charging for Waste Disposal
  • *Information accurate as of time of publication

Sayumi Iwamoto, Associate ProfessorDepartment of Health Care and Sports
Faculty of Human Life Design

  • Research field
    • Athletic Training
    • Conditioning
  • *Information accurate as of time of publication

「都市」とは、限られた空間に人や経済が集まった場所と定義することができます。では、都市はなぜ存在するのでしょうか。都市に人や企業が集中すると、「モノ」の移動コストは低下し、知識や技術といった「情報」を、効率的に安く手に入れることができます。また、企業と労働者のマッチングができ、「人」の移動にもコストがかからなくなります。一方で、居住スペースがなくなり、家賃などのコストがかかり、環境が悪化し、犯罪が増加するといったデメリットがあります。このようなモノ・情報・人が集まろうとする力(集積の経済)が、分散しようとする力(集積の不経済)を上回ったときに、都市は存在し、発展していくのです。
では、人はなぜ、都市に集まるのでしょうか。情報通信技術が進展すれば、都市は不要になるのではないでしょうか。かつて、自給自足で行われていた経済活動は、産業革命によって、船や自動車といった輸送技術が発展したことで、まず移動コストが大幅に下がりました。現代に入ると、情報通信技術の発展により、EメールやFAXなどを利用して遠隔地との「情報」のやり取りがしやすくなり、国境を越えた事業展開が進みました。こうして「モノ」や「情報」の移動が進むなか、「人」の移動にはまだコストがかかるため、今なお都市は存在し続けているのです。しかし今後、技術のさらなる発展によって人の移動コストが激減すれば、都市がなくなることがあるかもしれません。例えば仮想現実のような技術の発展は、人の移動のコストを低下させ、さまざまな生産活動を可能にしますが、消費活動の面では、実体のない体験で、本当の満足が得られるとは言えず、都市が必要なのです。このようなことも考えながら、今後の都市のあり方について注目していきましょう。

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齊藤 裕志准教授経済学部 経済学科

  • 専門:都市経済学

下記の日程において、入試インフォメーションセンター「学びGallery」を閉室いたします。

対象キャンパス:白山・板倉キャンパス
閉室期間:2017年4月29日(土・祝)~ 2017年5月5日(金・祝)

対象キャンパス:赤羽台・朝霞・川越キャンパス
閉室期間:2017年4月29日(土・祝)~ 2017年5月6日(土)

皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解をお願いいたします。

Jouji Horiuchi, Department Head and ProfessorDepartment of Biomedical Engineering
Faculty of Science and Engineering

  • Research Field
    • Brain and neuroscience
    • Physiological stress response and regulation
  • *Information accurate as of time of publication

Naoki Hirotsu, Associate ProfessorDepartment of Life Sciences
Faculty of Life Sciences

  • Main research themes
    • Solving the environmental response mechanism of plants
    • Cultivating new rice cultivars utilizing the environmental adaptability of plants
  • *Information accurate as of time of publication

日々私たちが気づかないうちに、生態系から受けている恩恵を「生態系サービス」と呼び、それは次の4つに分けることができます。生活で使う食料、木材、繊維、医薬品といったあらゆるものを「供給サービス」、木や森によって気温を下げ、土砂崩れを防ぐなど生活の基盤となる地球の調整を「調整サービス」、レクリエーションや環境といった、文化的、精神的に自然から受ける恩恵を「文化的サービス」、これらを支える光合成や水環境、土壌形成などを「基盤サービス」と言います。私たちはこうした生態系サービスを毎日のように、自然から無意識のうちに受けているのです。そして、生態系サービスは観光と深いかかわりをもっています。生態系と観光の関係性のバランスを保っていくためには、観光が生態系保全に貢献しているメリットを最大限に活かし、悪影響(リスク)を最小限にして「利用しながら守っていく(Wise Use)」ことが重要です。たとえば、入場料を設けて保護区域の財政支援をする、経済的価値を創出して資源や絶滅危惧種を守る、教育を通じて保全の価値を伝えていく、地域住民の雇用を促進して保全の動機を与えるといったことは観光が生態系保全に貢献しているメリットであり、インフラ整備のためにおこる環境破壊、外来種の侵入、野生生物への悪影響などは最小限に抑えなければなりません。生態系が破壊されることは、私たちが恩恵を受けている生態系サービスも失うことになります。つまり、観光は生態系を守りながら続けていくということが大切なのです。

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藤稿 亜矢子准教授国際観光学部 国際観光学科

  • 専門:自然環境保全、環境政策、エコツーリズム、サステナブルツーリズム、地域活性化と観光

経済学とは、世の中に与えられている仕組み(環境やルール)と、売り買いする個々の主体(消費者や企業)の行動原理によって得られる世の中の結果(帰結)が良いものなのか、良くするにはどうしたらよいかを考える学問です。良い結果を導くためとはいえ、個々の主体の行動原理である消費者の満足度追求や企業の利潤追求を簡単に変えることはできません。そこで、これまで経済学の分野では主に、環境やルールを変えることで、より良い結果を得ようとすることが主流とされていました。「完全競争市場」という環境で、市場の取引を通じて物を売り、得るといったことで合理的で効率性が満たされたよい状態が得られるのではないかとされ、市場経済は正当化されてきたのです。
ところが、実際には”消費者も企業もたくさん存在すること”、”情報が十分にいきわたっていること”といった条件が満たされている市場ばかりではありません。そこで、「不完全競争市場」について分析がなされるようになり、そうした中から、お互いの関係性について考慮する「ゲーム理論」が生まれました。また、今まで前提とされてきた個々の主体の合理性についても、人々は本当にそこまで計算高く行動をしているのかを見直す動きが出てきたことで、「実験経済学」や「行動経済学」が生まれたのです。これらは、時代の変化とともに、少数の経済主体の構造が理論的にある程度分かり、実験や検証時のデータの処理についての技術が進展したことから発展してきた分野です。
私たちが経済学を学ぶのは、世の中をより良くするにはどうしたらよいかを考えるためなのです。

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平瀬 和基准教授経済学部 国際経済学科

  • 専門:ゲーム理論、情報の経済学

この授業では、アニメーション作品の「となりのトトロ」を題材に、テクストの解釈を実践します。例えば、サツキを襲う突風のシーンは、生を脅かす黒い影やその不安を表現している一方で、幻想を表現し、安心感を与えているようにも見えます。この不安と安心の両側面がストーリーの方向性を導いているという解釈ができます。また、最初にメイがいなくなったシーンでは、メイが水遊びをする中でトトロに出会った後、水しぶきの波紋が映り、サツキが茂みに落ちていた帽子からたどってメイを見つけます。さらにこの後には、再びいなくなったメイを探すサツキが、池の水面に浮かぶ小さなサンダルを見つけるという緊張感のあるシーンへと続きます。一見すれば、自然現象に見える、水しぶきの波紋という表象世界を構成する「反復」が見られ、新たな可能性が表出します。もし、帽子がメイのものではなく、サンダルがメイのものだったら? 池の中に何かが落ちて水しぶきが上がったシーンと、サンダルが浮かんでくるシーンが連続していたら、池の中に落ちたのは――。こうしたシーンの分析から見えてくる新たな潜在的可能性が、ストーリーを紡いでいくのです。母親が入院中であることや、子供が一人で過ごすこと、危険な水遊びといった不安に対し、見えない何かのうごめきが、小さな生を守る何かを表現しているとも受け取れます。そして、奇跡や恩寵としてのトトロやその祈りを表しているのではないでしょうか。
このように、作品の細部に着目し、ストーリーの背景を理解することで、テクストの奥行きのある立体的な解釈へつなげ、作品の世界をより深く解釈することができるのです。

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山本 亮介教授文学部 日本文学文化学科

  • 専門:日本近現代文学

下記の日程において、入試インフォメーションセンター「学びGallery」を閉室いたします。

対象キャンパス:白山キャンパス)
閉室日時:2017年4月27日(木)9時から13時まで

なお、4月27日(木)13時以降は通常通り開室しております。
皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解をお願いたします。

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