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平成31年 年頭のごあいさつ

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平成31年1月1日

東洋大学長 竹村 牧男

 

皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。この一年が皆さまにとってすばらしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。平成31年、2019年の年頭にあたり、一言、ごあいさつ申し上げます。

 

昨年は、明治の時代になって150周年の年でありました。今年は、明治200周年への第一歩であると同時に、新しい天皇の即位により改元が行われることから、日本の未来を拓く気運が高まるものと期待されます。

 

近年、IoT、人工知能(AI)、ビッグデータの活用などの技術革新が急速に進んでいます。これらのイノベーションの動きは産業構造の変化(Industry4.0)を招来し、AIやロボットによる職業代替可能性を格段に高め、あるいは超スマート社会(Society5.0)の到来が予想されています。

 

こうして、社会、経済、科学技術のあり方が、地球規模で連動する動きが加速する一方で、各国は独自の社会、文化のあり方を追求する保護主義的な動きも活発化しています。私たちは何としても、国際社会の協調を取り戻し、これを進化、発展させなければなりません。その意味では、国連加盟の193か国が一致して、2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標、「国連の持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献していくことは、非常に重要なことであると認識しています。

 

一方、我が国・日本においては、世界で最も速く人口減少と高齢化が進んでおり、成長力が低下しています。これを食い止めるためにも、早急にイノベーション力の充実と高度化を進める必要があるでしょう。大学の社会的使命は、教育・研究・社会貢献にありますが、中でも、研究活動の方向性は教育・社会貢献とも連動するものです。本学の最重要の使命として、高度な学術研究により、イノベーション競争を牽引する役割を担うべきことを自覚し、その十全な達成を目指したいと考えています。

 

ちなみに、本学では昨年、本学独自の「重点研究推進プログラム」を設定しましたが、その際、次の理念を掲げました。

  1. グローバル研究を推進し、世界水準の研究力を創成する。可能性が高いアジア全体を中心に、総合的なグローバル研究を行い、高い研究力を擁する知的ピラミッドを形成する。
  2. 経済システムや経営システムの研究、言語、文化の研究など、日本のソフトパワーを生かした、国際秩序形成に向けた提言を行う。
  3. 社会でイノベーションを推進できる研究者、市民社会を支える強い経営者、起業家、政治家といった次世代のイノベーター、産官学連携のトップリーダーを育てる。

今後、本学ではこうした研究活動を鋭意、開発・振興し、大学としての社会的使命を全うしてまいる所存です。

 

さて、昨年は本学の創立者・井上円了の生誕160周年であると同時に、百回忌の年でもありましたが、今年は没後100周年に当たります。この節目の年に際して、もう一度、円了の業績を見直し、その偉大なる活動を世に顕彰してまいりたいと思っております。本学「井上円了研究センター」による国際シンポジウムを中心に、さまざまな記念行事等を考えておりますので、皆様のご参加も大いに歓迎致します。ぜひ本学の動向にご関心を持っていただき、また各キャンパスにお出かけください。

 

新しい夜明けを迎えた今年一年、本学のさまざまな活動について、ご指導・ご鞭撻賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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