学術講演会
日本では、多くの国民が飽食とも言うべき量、質ともに豊かで多様な食生活を享受しているが、その実態には複雑な問題がある。生活習慣病が増加の一途をたどり、若年層にもこの問題が顕在化しつつある中で、保険医療費財源の確保といった国レベルでの経済問題の深刻化も伴い、多くの国民が健康への関心を高めている。その一方で、食料や飼料を諸外国からの輸入に依存することや表示偽装からもたらされる「食品の安全・安心の問題」も発生し、今後の大きな課題となっている。しかし、最適な食生活や食品の安全性を判断する手法に戸惑うばかりというのが現実の姿であろう。
健康的な食生活を送るには、個人が自分で食べるものを自己決定する力を養うと同時に、それを実行しやすい環境づくりが必要となる。その方法として、何をどのくらい食べたらよいかなどの教育的なアプローチと、食品や料理の栄養成分表示や情報提供、安全な食物を生産、流通させる環境的なアプローチがある。最適な食生活とは、これらを統合した上に成立する。
本講演では、まず人間が何を食べるかを決める「おいしさ」について解説する。おいしさに関わる多様な要因を把握し、食べるという行動について考える。さらに、2005(平成17)年に厚生労働省と農林水産省から発表された「食事バランスガイド」の使い方や食品の成分表示の見方、食品の安全性を把握する手法を具体的に述べる。そして、さまざまな視点から健康的な食生活を考える機会としたい。
| 講演名 | 食べ物と健康 |
|---|---|
| 講師 | 太田 昌子(東洋大学生命科学部准教授) |
| 日程 | 6月13日(土)10:00~12:00(120分) |
| 会場 | 東洋大学 板倉キャンパス |
| 受講料 | 無料 |
| 定員 | 200名 |
往復ハガキの往信に「板倉キャンパス学術講演会」受講希望と記入のうえ、(1)住所、(2)氏名(フリガナ)、(3)電話番号を、返信用には返信先を明記のうえ下記宛にお送りください。
または、封書で(1)~(3)の記載事項を便箋等の用紙にお書きいただき、官製ハガキ1枚に返信先を明記のうえ同封してお送りいただいても結構です。
※ お申込は、お1人につき、1枚でお申込ください。
※ 下記申込期間終了後に「受講証」をお送りいたします。
〒374-0192 群馬県邑楽郡板倉町板倉2067
板倉町教育委員会「板倉キャンパス学術講演会」係
TEL : 0276-82-1111
平成21年4月1日(水)~5月29日(金)必着
東武日光線「板倉東洋大前」駅下車、徒歩10分