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学校長あいさつ

読み解く力を身に付け、地球規模で思考のできる人材の育成

本年度4月に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

東洋大学を創立した井上円了先生は、生涯3度にわたる旅行で計30か国を巡り、教育理念を練り上げていきました。広く世界から学ぶ人材の育成を目標とし、「諸学の基礎は哲学にあり」として、「独立自活」「知徳兼全」の精神を培うことを目指してきました。

附属校である本校も、自ら学び、探究的な学びの中からこれからのグローバル社会でたくましく生き抜くとともに、自立した社会人として積極的に自分の役割を果たすこととを目指しています。

SDGs(持続可能な開発目標、持続可能な社会実現)への対応として、本校では様々な場面での読解力を育成することを重視しています。「読解力」という文字をひらくと、「読み解く力」になります。本校での学びや体験活動の中から「時代を読み解く力」、「社会を読み解く力」、「世界を読み解く力」を身に付けさせたいと考えています。「読み解く力」を身に付けて「地球規模で思考のできる人材の育成」を大きな目標にしていきます。

そのため、カリキュラムに「哲学」「教養」「キャリア」「国際理解」「課題研究」の5科目からなる「グローバル探究」を特設しています。また、ネイティブスピーカーによる英語の授業、オールイングリッシュゾーンの設置など毎日の生活の中で英会話を行う環境の整備をしてきました。さらに、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピンでの現地家庭等でのホームステイを含む海外語学研修を実施し、体験を通して英語力を高めるだけでなく、他者との協調性を育む機会の提供をしています。並行して、英語による落語の発表、ディベートやインタラクティブフォーラムへの参加、海外での英語によるプレゼンテーションなど情報の発信にも力を入れています。英語の他に中国語やフランス語も学ぶことができます。

本校での、体験的で幅広く深い学びは、これから求められる学力の育成にも十分対応しており、難関国公私立大学の合格に繋がっています。また、中国・台湾・イギリス・アメリカ・スペインなどの海外の大学への進学者も多数にのぼっています。

施設面では、全てのクラスにWi-Fi環境を整備するとともに、Chromebookなどを活用して、効率的・効果的な学習を展開し、ICTスキルも磨いています。運動施設では、400mの公認トラックを有する人工芝グラウンドの他、硬式野球グランド、テニスコートなどを整備し、快適な環境下で授業や部活動を行っています。

私たちは、生徒の皆さんの充実した学校生活と希望進路の実現を全力でサポートしていきます。

東洋大学附属牛久中学校・高等学校で、未来につながる無限の可能性にチャレンジしましょう。

略歴

1959年 東京生まれ、早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒(専門は日本史)

1985年 入都。都立神津高校、都立足立西高校、都立両国高校を経て東京都教育委員会指導主事。都立小石川高校副校長等を経て、足立区立第一中学校長、都立大森高校長、都立杉並高校長、都立足立西高校長を務める。この間、東京都公立高等学校長協会会長、東京都歴史教育研究会会長等を歴任。

2023年 東洋大学附属牛久中学校・高等学校校長に就任。

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東洋大学附属牛久中学校・高等学校
校長 金澤 利明

校長MESSSAGE

始業式・修了式・月例集会・各式典等で校長から生徒に向けて伝えたメッセージの要旨を掲載しています。ぜひご覧ください。

<2023年度>

・前期始業式(2023年4月8日)

・中学校第9回・高等学校第60回入学式(2023年4月10日)

・5月月例集会(2023年5月1日)

・6月月例集会(2023年6月5日)

・7月全校集会(2023年7月18日)

・9月月例集会(2023年9月2日)

・10月月例集会(2023年10月12日)

・11月月例集会(2023年11月21日)

12月全校集会(2023年12月19日)

1月月例集会(2024年1月10日)

2月月例集会(2024年2月1日)

高等学校第58回卒業証書授与式(2024年3月1日)

中学校第7回卒業証書授与式(2024年3月18日)

修了式(2024年3月19日)