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TGL Special Camp on Hakusan Campus//白山キャンパスにてTGLスペシャルキャンプ開催

フィリピンのGKEFからゲストを迎え、TGLキャンプ開催(白山キャンパス)
 

2018年11月10日(土)白山キャンパスにて、フィリピンより5名のゲストスピーカーを招聘し、TGLスペシャル・キャンプが開催されました。

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ゲストスピーカーは、マニラ郊外にあるガワッド・カリンガ・エンチャンテド・ファーム(Gawad Kalinga Enchanted Farm: GKEF)に所属し、「2024年までに500世帯の貧困を終わらせる」事を目標に掲げ、農作物の生産、加工、販売を中心とした社会起業家の育成をしています。

熱帯地方のフィリピンは、農産物に恵まれています。ですが、チョコレート、牛乳、チーズなどの加工品は70%も輸入に頼っています。GKEFの若者は、原料を安く輸出し、製品化されたものを高く輸入している状況から脱するために社会起業家になる事を夢見て、早朝の農作業から夕方の座学まで日々頑張っています。その頑張りの源は、「家族、地域、国を豊かにしたい」という具体的な目的です

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イギリス人で元ジャーナリストのトマス・グラハム氏は、貧しくとも互いを励まし合う、GKEFの人間愛あふれた豊かな営みに魅了され、それまでの贅沢な生活を投げ捨ててファームに移り住み、一冊の本を書きました。その邦訳『誰も置き去りにしない』は9月から日本で販売されています。

キャンプの午前中は、GKEFについて、そして社会起業家育成プログラム、本学のGKEF農業体験型研修に参加した学生たちの学びについて講演して頂きました。貧困問題とその解消方法、目的を持って働く事の重要性を学んだ参加学生たちは、午後の部のワークショップで、日本が現在抱える諸問題をどのようなソーシャル・ビジネスで解決できるのかを共に考えました。
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最優秀に選ばれたグループは、少子化と超高齢化が進む日本社会において、託児所のスタッフとして高齢者を雇い、各スタッフの経験や知識を生かしながら、遊びから勉強、さらには、人生観を伝えられるような場を考案しました。その他、コ・ワーキングスペースを生かした地方の活性化、大学の紙の無駄を無くすリサイクルビジネス、少子化対策として地方での有機栽培促進とオンライン販売によるビジネスが提案されました。

グラハム氏は、「短時間でこんなに多種の実現可能なソーシャル・ビジネスを考えられたのは、驚きです」と、学生たちの成果を大いに褒めてくださいました。学生達に伝えたいという熱い想いのGKEFメンバーと、もっと知りたいという学生達の熱心な姿勢が、キャンプの終了を1時間以上も遅らせてしまいました。全行程が英語で行われる事を承知で、社会起業を学びたいと参加した学生達の目は、最後まで輝いていました。
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