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Dr. Deane Neubauer と Dr. Teofilo C. Daquilaを囲むラウンドテーブルの実施について Roundtable Discussion with Dr. Dean Neubauer and Dr. Teofilo C. Daquila

2018年9月27日、本学来訪中のDeane Neubauer教授(ハワイ大学政治学部名誉教授、East-West Centerシニア研究員)とTeofilo C. Daquila准教授(シンガポール大学東南アジア研究学部)を囲んだラウンドテーブルを125記念ホールで開催しました。本ラウンドテーブルには本学の教職員9名と学生20数名が参加し、高等教育の国際化や本学の国際化に関する様々な意見交換をおこなうことができました。なお、このラウンドテーブルは、本学が取り組んでいる科研費プロジェクト「アジア太平洋地域の学生交流促進に向けた実証的研究-UMAPの活性化をめざして-」(基盤研究A、研究代表者:髙橋一男 国際学部教授)の一環として実施したものです。

 

ラウンドテーブル

 

冒頭、Neubauer教授は、大学の国際化の特徴をダイナミックで常に変化し続ける概念であり、つねに創造的で新しい発想や洞察に導いてくれるものであると話しました。続いてDaquila准教授は、かつて世界貿易機構(WTO)が高等教育は“交易可能な(tradable)もの”として分類したことに関連づけて、同氏の研究領域である日本、シンガポール及びオーストラリア政府がどのように高等教育機関の国際化を推進してきたか、事例を交えて紹介しました。さらに本学の芦沢真五教授(国際学部)が日本及び本学の国際化の状況の概要を説明しました。

 
ノイバウアー ダキーラ
Neubauer教授 Daquila准教授

 

自由意見交換の時間には、留学生と日本人学生との交流があまりないという課題、英語で交流する場所として設置されているECZが、留学生と日本人学生が交流する場として大きく発展しつつある一方、大多数の日本人学生にとっては、足を踏み入れづらい“離れ孤島”のようになってしまっている、という課題、英語を母語としない国にある大学で教育の英語化を進める際の課題・意義、テクノロジーの発達は語学の壁を取り去ることができるか否か等、様々なテーマで意見交換がなされました。

学生たち

最後に、Neubauer教授は、大学の真の国際化を実現するためには、それに貢献することに対する報奨の仕組みをきちんと確立することが重要であるととともに、大学関係者がいろいろな場所で国際化の取り組みについて自由に意見交換する環境が大切であると話しました。“教員は教える立場で、学生が教えてもらう立場”という昔ながらの関係性で物事を進める時代はすでに終わっており、いろいろなことが革新的に変化している現代社会においては、すべての人は役割を担っており、自分はどのようにその役割を果たしていくのかということを考えていくことが重要であるとのことでした。

 

本ラウンドテーブルで議論された内容は、来年度に実施予定の国際大学協会(IAU)によるISAS(International Strategy Advisory Service)に向けた準備にも活用していく予定です。