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通信教育課程の概要

東洋大学の建学の精神と通信教育の新しい取り組み

私立哲学館

東洋大学は、明治時代の哲学者・井上円了博士により、明治20年(1887年)に「私立哲学館」として創設され、以来120余年の歴史と伝統を有する総合大学として発展してきています。

東洋大学の通信教育の原型は、創設の翌年である明治21年(1888年)に始まっていました。
それは、大学教育を受けられる人が極めて限られていた明治の時代にあって、いろいろな事情から大学へ入学することが難しい人々に対しても「哲学館講義録」を発行して「館外員制度」を設け、教育の機会均等、学問の開放を実践されていたからです。

本学の通信教育課程が、建学の精神の具現であるといわれる所以がここにあります。
現代においても、様々な事情から大学進学を断念されている方々は少なくはありません。
社会人として仕事を持ちながら大学卒業の資格を取りたい、あるいは科目等履修生として教職等の資格に結び付けたい、という学習意欲を持つ方々の希望は強いものがあります。
また、人生をより豊かなものにするために、自分の専門とは異なる分野での知識を教養の函養のためとして、大学教育に期待するニーズも新たに生じているように思います。

通信教育での学び

時間、場所などの制約を受けることが少ない通信教育課程の存在は、大学教育の可能性を広げるものであり、多様な教育のニーズに対応する学習の場を提供するものとして、改めて注目されています。

 

建学の理念“諸学の基礎は哲学にあり”

哲理門

東洋大学は、明治20年(1887年)、哲学者・井上円了が創設した「私立哲学館」によりその歴史が始まりました。
円了は創設前に「哲学はあらゆる事物の原理を定める学問であります。政治、法律はもとより科学や芸術まで、その根底には哲学がなくてはなりません」と述べています。この考えから明治20年、「私立哲学館」という哲学専修の学校を創設しました。
これが現在の東洋大学の前身であります。

井上円了が教育で目指した哲学は、いわゆる「哲学者」の養成ではなく、思想や精神を練磨する術であり、他に応用する能力も身につけなければならないものであると説いています。
哲学という言葉が初めて使われた明治時代から、哲学の欠如が問われている現在までの約120余年、東洋大学も激動の歴史を歩みながら、創立者井上円了の教育理念を継承してきました。

大学創設以降に、円了は「余資なく、優暇なき者」のために「社会教育」と「開かれた大学」を目指して活動を開始しました。その一つに、学校開設の翌年から「哲学館講義録」を発行して、通学できない者にも勉学の機会を与えました。
現在でいう通信教育に該当します。
これは当時としては画期的なことであり、この精神は現在の通信教育課程に受け継がれています。