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ビジネス・会計ファイナンス専攻 博士前期課程1年 北澤治郎さん

掲載されている内容は2010年5月現在のものです。

北澤治郎さん
北澤治郎さん

中小企業診断士の資格とスキルを身に付けて、ビジネスの現場で役立てたい。

Q.北澤さんは、社会人入学ということですが、なぜ、本学を選ばれたのですか?

私が在籍しているのは、社会人を対象にした「中小企業診断士登録養成コース」です。資格を取ることも重要ですが、ここを選んだ一番の理由は、「理論」だけでなく、「実践」にも力を入れている大学院だからです。理論を中心に教える学校や資格取得を優先する学校は、他にもあります。ただ、それだけでは、実際のビジネスの現場では、あまり役には立たないのではないかと考えています。ここには「理論」に強い大学教授がおられる一方で、現役の中小企業診断士が講師として、「実践」に軸足を置いた講義を担当されていますので、理論と実践、そのどちらもバランスよく学べるので、本学に決めました。

Q.週に何日、通学なさっているのですか?お仕事に支障はありませんか?

診断実習の無い時期は基本的に週3日です。木曜日は夕方の18時10分から21時20分まで。土・日は朝10時40分から、夕方の17時40分までです。平日に2日も3日も授業がある1年制の学校には通えませんが、ここは2年制で、平日の授業は1日だけですから、勤めながらでもなんとか通えます。ただ、やはり時間には限りがありますので、「To Doリスト」などを作り、常にそれをチェックしながら効率良くこなすようにしています。診断実習の時期は、大変そうですが、まだこれからなのでなんとも言えません。少し残念なのは、土・日の休みがなくなってしまい、趣味のロードバイクに乗れなくなったこと。でも、それも2年間の我慢。週末も湘南の自宅から東京まで、通学していますから、ある意味、月曜の朝も憂鬱な気分になることもなく、毎日が普段通りの生活ですね(笑)。

Q.大学院で学んでいらっしゃることは、いまのお仕事と何か関係があるのですか?

現在、私は日本IBMで、クラウド・コンピューティングの営業推進企画とコンサルティングの仕事をしています。ITによるソリューション提案をして、企業の問題解決にあたるというのが主な業務ですが、実際にお客様である企業にお伺いすると、実はITの観点以外からも解決すべき問題がたくさんあることに気づきます。例えば、その企業の戦略や組織に関する問題、あるいは人事労務の問題もあります。コンピュータだけではなく、もっと総合的な解決策を提案しなければ、ほんとうの意味での問題解決にはなりません。そのためには、専門的な知識やスキルの幅を広げ、中小企業診断士の資格を取りたいと考えたのが、本学大学院進学を決めた、そもそもの理由です。

Q.中小企業診断士登録養成コースのみなさんは、やはり、北澤さんと同じような理由で入学なさったのでしょうか?

入学の動機や理由はさまざまでしょうが、中小企業診断士の資格取得というのは、共通の目標です。全員が同じゴールをめざして、がんばっているわけですから、日々、仲間意識も高まってきます。
一方で、年齢は30代から60代の方まで、職業も、ITあり、金融機関あり、すでに博士号をお持ちの方もいて、まさに多士済々な顔ぶれです。同じ会社に長年勤めていると、発想も同じ、カルチャーも同じで、社員同士からの刺激がだんだん少なくなってきますが、これだけ年齢や職業が違うコミュニティというのは、とても新鮮ですね。この新しい仲間との連帯は、将来の貴重な財産になると感じています。

Q.理論だけではなく、「実践を学べる」というお話でしたが、具体的にはどのようなことなのでしょうか?

例えば、「現場実習」という授業があります。実際の企業に赴き、我々が企業診断士として、お客様の問題点を分析し、解決策を提示します。また、経営学を学ぶ者なら誰もが知っている「ファイブフォース分析」や「PPM分析」についても、単に知識として学ぶだけではなく、ビジネスの現場に即したケーススタディの中で実際に応用することを指導していただけます。つまり、知っていると思っていることを本当に実践できる力に変えることができます。
実際、こちらに通うようになってからは、学んだことが、後日、自分の仕事に役立ったというケースもあります。

Q.大学院修了後、中小企業診断士の資格をどのように生かしていきたいとお考えですか?

最初にお話ししましたように、ここで得たものを、まず、現在のコンサルティングの仕事に役立てたいですね。そして、将来的には、定年後も現役で70歳くらいまでは働きたいです。中小企業診断士の資格と経験とスキルがあれば、高齢になっても、社会とのつながりを持って、社会の役に立つことができますし、それが、自分自身の元気の源にもなってくると思います。