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先輩からのメッセージ(中小企業診断士登録養成コース:島岡 達郎さん)

経営学研究科 ビジネス・会計ファイナンス専攻 中小企業診断士登録養成コース 博士前期課程 島岡 達郎さん

学びを通して成長できることはもちろんのこと、切磋琢磨し合える仲間を得ることがきます。

※掲載されている内容は2017年10月現在のものです。


島岡 達郎

Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

 現在勤務している会社は今でこそ大手のグループ会社の一員ですが、数年前までいわゆるITのベンチャー企業でした。入社当初から、私は管理部全般を任せていただき、幅広い業務に携わってきました。具体的には経理財務、労務、法務、総務と多岐に渡り、今まで様々な経験をし、士業の方とのやり取りも頻繁にありました。そういった中で、改めて経営全般の知識を体系的に学びたいと思いはじめ、また、士業の方との関わりの中で、私自身も自分の核となるようなものが欲しいと考えるようになり、中小企業診断士を目指すことにしました。

 中小企業診断士1次試験は事前の勉強が実り全科目一発合格できたのですが、2次試験の筆記試験の勉強を進める中で、その問題形式に慣れることができず、これはもう1年やったところで合格レベルに持っていくのは難しいなと考えるようになっていました。養成課程に行けば、確実に資格が取得できることは知っていましたので、2次試験は受験しましたが、その試験後すぐに養成課程の受験体制に入り、各養成機関を調べ説明会も3校参加した結果、いつまでも受験勉強を続けるよりは、自分には養成課程が良いと考え大学院進学を決意しました。

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

 養成課程の中でも、東洋大学院養成課程の特色である理論と実践を一体化した「実践経営学」は、私の心に大いに響くものであり、「現場感覚を重視」されているカリキュラム・実習にも非常に魅力を感じました。また、総合大学だからこその支援体制や合わせてMBAが取得できることも東洋大学を選んだ要因でもあります。

Q.大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことはありますか?

 本コースの講義は単なる座学というものはなく、毎回のようにグループワークを行い、議論を重ねグループごとにプレゼンするという形式がほとんどです。そのグループワークの中で、周りが知っているのに私だけ知らないことや、ビジネススキルが不足していることなどがあり、負い目を感じることも多々ありました。しかし、企業診断実習の担当の先生から、「養成課程は失敗できる場であり、恥をかける安心・安全・ポジティブな場なので、失敗を恐れないように」とのお言葉いただき、考えを改めました。仕事においてはミスや失敗を繰り返すことは許されませんが、ここではどんなに失敗し恥をかいても、同期に少し迷惑をかける程度で済みます。ですから、今では「恥はかけるだけかこう。恥をかいた分だけ自分は成長しているんだ!」と前向きに楽しく取り組んでいます。

Q.大学院の魅力は?

 大きく分けて3つあります。

 1つ目は、教授陣や講師陣の層の厚さです。教科書的な講義はなく、実務の第一線で活躍されている方々の実践的な講義がほとんどとなります。特にプロのコンサルタントとして活躍されている方々の現場の生のお話を伺えるのは貴重な体験であり、その方々と人脈を築けることも大きな魅力だと思います。

 2つ目は、東洋大学の充実したキャンパスです。養成課程の学生には凱旋門を模したともいわれる現代的なデザインの校舎内に専用教室が用意され、いつでも利用することができます。また、個人ロッカーも貸与されるので、図書館で借りた蔵書を一時的に保管したりすることもできます。その図書館は設備も蔵書もとても充実しています。そして全国で人気No.1に輝いた学食は種類が豊富でコスパが高く、毎週末同期と一緒に楽しいランチタイムを過ごしています。

 3つ目は、切磋琢磨し合える仲間を得られたことです。私を含めた同期メンバーは本当に仲がよく、この年になってお互いを愛称で呼び合っています。仲が良すぎるので、緊張感がない馴れ合い集団になるのではないかと先生が心配するほど(笑)。ただ、そこは貴重な時間とお金を使い、自ら真剣に学びに来ているメンバーの集まりですから、講義が始まれば話は別です。グループディスカッションでは白熱することもしばしば。企業診断実習の報告書作成においても他のメンバーには負けたくないという気概を持って挑んでいます。社会人になってから、損得抜きで付き合える仲間を得られる機会はなかなかないと思います。卒業後、養成課程ロスにならないか今から心配しています(笑)。

Q.論文の研究テーマ

 「中小企業の差別化を実現するCSR (企業の社会的責任) ~ 健康経営を中心に ~」

 昨今、自社ビジネスとの関係が密接な分野で、CSR活動を戦略的に行っている企業が多くあります。そのような中で、実は大企業よりも地域社会との関わりが強い中小企業の方が社会的責任を求められることが多く、そして社会的責任を実践した方が競業他社との差別化が図られ、競争優位が得られるのではないかと考えています。詳細は割愛しますが、企業が果たす社会的責任の中で対従業員というところに焦点をあて、その手段としての健康経営を中心に研究に取り組んでいます。

島岡 達郎

Q.大学院での学びが、今どんな形で役立っていますか?

 前述した通り、大学院の養成課程の講義は単なる座学ではなく、グループに分かれ演習を行い、その成果物をプレゼンするという形式がメインなので、その演習を通じてロジカルシンキングやプレゼンテーションスキルが磨かれました。また、Word、Excel、PowerPointにおいて、仕事で使うことのなかった操作技術を同期メンバーから教えてもらうこともあり、それらは仕事において大いに役立っています。

木下 潔教授  また、木下特任教授が「教員が語る大学院の魅力」のページで大学院での2年間を「自分を見つめなおし、新たな方向性を模索するためのモラトリアム」と表現されていますが、まさにその通りだと感じています。 木下潔特任教授 メッセージはこちら

 まだ入学して半年ですが、第一線で活躍されている教授や講師陣の貴重な経験談を伺ったり、仕事上のしがらみのない人たちとの交流は、自分自身を客観的に見つめなおすきっかけとなり、今後進みたい方向性が明確になりつつあります。ビジネススキル向上はもちろんのですが、個人的には大学院での学びを通じて、今後の自分の可能性を見出せたことが大きいと実感しています。

Q.お金のやりくり方法や授業料などの捻出方法や、生活費のやりくり方法など工夫した点や家族や職場のエピソードを教えてください。

 私は独身ということもあり、誰にも気兼ねすることもなく貯蓄から授業料を支払うことができました。家庭がある同期の話を聞くとお金のやりくとともに、家族との時間を捻出するのも工夫が必要とのことなのですが、その中でも家族サービスための時間を作ったり、奥さんへの誕生日プレゼントを忘れずに用意したりと、家族への配慮を欠かさない姿を見ると頭が下がる思いです。           

Q.現在の1週間、または1日のスケジュールは?

月~水曜日

会社。時間がある時は帰宅後に論文執筆準備。

木曜日

会社。夜間は大学院で講義やゼミに出席。

金曜日

会社。退社後、友人と食事(ただし週末は講義があるのでほどほどに)。

土曜日

朝から夕方まで大学院で講義を受講。講義後、たまに「ちょい飲み」も。

日曜日

朝から夕方まで大学院で講義を受講。

Q.今後、東洋大学大学院を目指される方たちへのメッセージを

 社会人が大学院に通うことは、時間的に決して楽なことではありません。家族がいれば金銭的にも工夫が必要だと思います。しかし、確実に中小企業診断士の資格が取得できる養成課程は選択肢の一つに十分なりえると思います。その中でも、東洋大学大学院ではMBAが取得でき、そして総合大学であるという強みがあります。また、東洋大学は卒業生と在校生の交流が多いことも特徴であり、大学院自体が中小企業経営革新等支援機関の認定を受け「コモンズ」という機関を開設し、養成課程のコミュニティーも活用しようと新たな試みを始めていることも魅力の1つです。東洋大学大学院の養成課程通学が単なる資格取得に終わらないことは間違いないと思います。是非、東洋大学で学ぶことを前向きに検討してみてください。


 プロフィール   

島岡 達郎

■上智大学文学部国文学科を卒業後、会計事務所勤務などを経て、現在は東証一部上場企業のグループ会社に勤務。管理部に所属し経理財務から総務までバックオフィス業務全般を担当。いずれは中小企業を支援する仕事がしたいと考え、東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻に入学、2019年3月修了(見込)