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教員が語る大学院の魅力(富田亜紀教授)

ダイヤの原石のようなアイデアを事業に育てる

富田亜紀先生


Q.今、社会に求められている人材とはどのようなものか、先生のご意見をお聞かせください。

事前準備が完璧ではなくとも、まず、チャレンジし、ベストエフォートを尽くすことができる人材だと思います。ある日本最大手の完成車メーカーの方が、世界中でオペレーションを行っていると何も起きないように事前に準備することは非現実的である。だから、何か起きたときどうするかを日頃から考えているのです、とおっしゃっていました。とにかくチャレンジすることができる人材が、求められていると思います。

 

Q.情報連携学研究科で学び、研究することの魅力について教えてください。

文・芸・理の連携教育が行われていることが魅力だと思います。ビジネス・インキュベーションとは、ダイヤの原石のようなアイデアを、ビジネス環境に適応させることでブラシュアップし、事業に育てることだと思っています。「アイデア」自体についても学びながら、ビジネス・インキュベーションを研究できる環境は魅力的であると思います。

 

Q.情報連携学研究科で学生に身に付けてほしい力について教えてください。

チャレンジを繰り返すことができる粘り強さです。私は、PDCAサイクルを回してチャレンジを繰り返すビジネス・インキュベーション手法について研究していますが、PDCAサイクルを回して前に進むことはこれまでに私が転職をしたり、資格取得のための受験勉強をしたりしているときに実際に行ってきたことです。困難な環境にあっても、PDCAサイクルを回し、目標達成に向けて改善策を作成し続けることができるようになって欲しいと思います。


プロフィール

氏名: 富田 亜紀(とみた あき)

経歴: 1996年 3月 東京大学大学院理学系研究科博士課程(情報科学)修了(理博)

    1996年 4月 日立製作所 中央研究所 入社

    2008年 1月 みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)産業調査部事業金融開発チーム
参事役

    2017年 4月 東洋大学情報連携学部 教授

専門: 税務会計学、経営学、情報科学

論文等:
・国際課税ルール見直しを見据えた海外事業戦略-OECD「BEPS行動計画」が、本邦多国籍企業の海外事業戦略に与える影響、富田亜紀、みずほ銀行産業調査部、2014年

・国内サービス産業の成長戦略に関する検討-米国サービス企業との比較から-、富田亜紀、みずほコーポレート銀行産業調査部、2012年

・Logical partitioning method for storage system(米国特許番号:7,516,294)、Aki Tomita、2009年

・A Scalable, Cost-Effective, and Flexible Disk System Using High-Performance Embedded-Processors , Aki Tomita, Naoki Watanabe, Yoshifumi Takamoto, Shigekazu Inohara, Frederico Buchholz Maciel, Hiroaki Odawara and Mamoru Sugie, Proceedings of 2000 International Conference on Parallel Processing, 317-326頁, 2000年

・Improving Design Dependability by Exploiting an Open Model-Based Specification, Aki Watanabe Tomita and Ken Sakamura , IEEE Transactions on Computers , Volume 48, Number 1, 24-37頁, 1999年


 (掲載されている内容は2017年4月現在のものです)