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学科代表者メッセージ

ひとと地球と対話する「哲学」の精神に、水平志向のグローバルな才能を育成する
― Travel(旅して)、Play(演じて)、Dialogue(対話する)
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グローバル・イノベーション学科長 今村 肇

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グローバル・イノベーション学科(GINOS)は、地球社会のあらゆる場でイノベーションを起こす本格的グローバル人財の育成を目的に2017 年度から全く新たに設置された学科です。「ひとと地球と対話する「哲学」の精神に、水平志向のグローバルな才能を育成する」を基本方針に、全て英語の授業、1 年間の必修海外留学、3 割が外国からの留学生という環境のなかで、多様性対応の対話型問題解決力教育を実践し、国際標準のリーダーシップをめざします。

これまでの東洋大学にない新しい学科ですが、そもそもその原型は130 年ほど前の東洋大学の創立期にたどることができるのです。3度の世界行脚を行い、その経験をもとに日本全国を講演して歩いた、まさに「旅する創立者」井上円了によって設立されました。かれは福沢諭吉を高く尊敬し、その実学の精神と同様、学校だけでなく地域ぐるみの社会教育への哲学の応用を説きました。まさに世界をくまなく見て歩くことで、社会教育や住民・市民の対話を拡げ、地域からグローバルに広がる経済・社会の活性化を実現する「シティズンシップ教育」の必要性を痛感したのです。

グローバル・イノベーション学科はその精神をいまに受け継ぎ、Travel(旅して)、Play(演じて)、Dialogue(対話する)、をベースとした、まったく新しいキャンバスとしてスタートしました。

Travel(旅して)。世界の多様な文化、社会、経済、歴史や環境など多様なコンテクスト(文脈)に対して寛容な理解を示し、異なる背景を持つさまざまな主体と協調しながら、問題解決に向けた行動を行う力を養います。2 年次後半からの1 年間の海外留学(必修)だけでなく、入学時からさまざまな「旅」の機会を用意します。例えば、「ラーニング・ジャーニー」“Entrepreneurship and Innovation”などは、実際に各国を訪問して対話を繰り返しビジネス・モデルや政策提言の提案をするというプログラムです。

Play ( 演じて)。英語を学び、使い、コミュニケーションをすることが好きで積極的なことを求めます。何よりコミュニケーションの基本は自分自身をしっかりと表現するプレゼンテーション能力が求められますが、その基本は多様なコンテクストを理解していかに「演ずる」かということです。コンテクスト理解のうえに、問題解決のための創造性(Creativity)を高める実践的演習として、「演劇ワークショップ」“English Public Speaking through Acting Training”を用意します。グローバルな紛争解決から国際ビジネスまで、現場をさまざまにシミュレーションによって経験することにより、卒業後の高度な実践力を養います。

Dialogue ( 対話して)。グローバル社会における諸問題に強い関心を持ち、対話力を駆使して国際ビジネスや国際コラボレーションの領域で問題解決に向けて行動する力を、1 年間の海外留学や、海外の先端的イノベーション拠点への「旅」、3 割が留学生の学びの環境で身につけます。新しい時代のイノベーションはナレッジ・エンジェルズたちによる対話により開かれます。ナレッジ・エンジェルズ(Knowledge Angels) とは、自らの高度な知識やスキルを組織・企業・国家の境界を越えて提供し、さらにその活動を通じて自らも知識やスキルを高めていくという、本格的なグローバル人材です。対話を通して、自分たちの周り(Territory)から地球社会(Global Society) に至る、さまざまなシステムにイノベーションを起こしうる人財として大きく成長されることを期待します。

この学科の真新しいキャンバスにあなたの夢を、私たちと一緒に描いていきましょう。

グローバル・イノベーション学科長