Faculty of Food Nutritional Sciences 食環境科学部 板倉キャンパス

いのちの源である「食」を探究し、
新時代を照らす知見を

現代日本社会が直面する、健康寿命の延伸や少子高齢化という大きな問題。解決への道筋として、人が健康に生きる基盤であり、成長や健康管理、生命維持の根源に大きくかかわる「食」にスポットが当たっています。

本学部が扱うのは、食品開発や、食・栄養に関する情報や行政の仕組み、機能と栄養のかかわりなど、「食」にまつわるあらゆる分野です。科学的な知見だけでなく、倫理学や哲学などの学びも織り交ぜた本学らしさが光る教養を身に着け、新しい時代の生命と健康を支えます。

Philosophy

食環境科学部で
「哲学すること」を学ぶ

東洋大学では、先入観や偏見に捉われず物事の本質に迫り、自分の問題として考え、他者のために考える姿勢を身に着けることを大切にしています。歩みを止めず、ともに考え続ける本学の学生にクローズアップし、「『哲学すること』とはどういうことなのか」を紐解きます。

About

人の成長や健康、いのちと深く関わる「食」を
総合的・科学的に学び、社会の明日を築く

食環境科学部では、少子高齢化に直面する日本社会の問題を解決に導く研究や、運動と食事・栄養の関係へのアプローチなど、いのちと深く関わる「食」の知識を総合的・科学的に学びます。東洋大学らしい哲学や倫理も織り交ぜた全人的教育で、これからの社会の発展に貢献する「食」の真のプロフェッショナルを育成します。

教育の目的・ポリシー

教育研究上の目的
1.人材の養成に関する目的
少子高齢社会において、あらゆるライフステージにおける健康で活力に満ちた質の高い暮らしを実現するため、食と健康分野における教育・研究を通じて食品の機能を総合的に探究し、これを高度な栄養指導に発展させるとともに、2 1 世紀における食と健康を中心とした生命科学の創成、現在の社会が直面している食糧問題、健康問題などを解決する、生命と健康、食の安全・安心に係る分野で活躍できるグローバル人材の育成を目的とする。
2.学生に修得させるべき能力等の教育目標
「食」、「栄養」、「健康」に関して、最新の生命科学、バイオテクノロジーを深く学習して、食品機能科学や食と健康をつなぐ高度な専門的知識・技術を修得する。さらに、高度な倫理観を身に付け、実社会で自ら判断し、自主的、主体的に問題を解決していく認知的能力(独立自活)、総合的かつ持続的な学修経験に基づく創造力と構想力を育成し、食環境科学の新しい分野を切り拓いていく能力、グローバル化に的確に対応できる能力を身につけることを教育目標とする。
ディプロマ・ポリシー

食環境科学部では2学科の定める教育上の目的に基づく教育課程にしたがって学修し、基準となる単位数を修得することが学位授与の要件である。生命科学的視点に立って、食品機能科学の基礎的知識・技術を修得するとともに、「食」、「栄養」、「健康」の関わりを深く理解し、国民が全体として生涯にわたり健康的で明るく、活力ある生活が送れるよう、地球社会の発展に貢献するという強い意志を有すること。

キャンパス移転および2024年度からの学部学科体制について

2024年4月に食環境科学部は、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。

移転に伴い食環境科学部の学科体制は2024年度から次の通りとなります。

  • 食環境科学部食環境科学科
  • 食環境科学部フードデータサイエンス学科
  • 食環境科学部健康栄養学科

施設設備を新たにした朝霞キャンパで、食に関わるあらゆる分野を網羅的にカバーする「食環境科学」について、総合的な学びと研究を展開します。食品の安全と安心、食や栄養に関する情報や行政のしくみ、機能と栄養の関わりを学んで、実社会で役立つ実践力を獲得。専門知識をもって食や栄養についての多様な問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する人財育成を目指します。