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【卒業生インタビュー Vol.8】経営学科OB 千葉健太さん「常に高いところに意識を持つ」

卒業生インタビュー vol.8

常に高いところに意識を持つ

千葉健太さん

千葉健太さん(2006年 経営学科卒業)

勤務先:千葉銀行
http://www.chibabank.co.jp/

出身ゼミ:寺畑正英ゼミナール
出身高校:千葉県立東金高等学校


経営学部の学生が卒業生にインタビューし、仕事のやりがい、経営学部での学びの経験、学生への応援メッセージなどを語っていただくこの企画。今回は、千葉銀行にお勤めの千葉健太さん(2006年経営学科卒)にご登場いただきました。
インタビュアーは経営学科4年生の佐藤敏生さんと経営学科2年生の會田勝平さんです。


人とのつながりを大切にしています

 ―― 現在どのようなお仕事をされていますか?

千葉健太さん2 

 現在は船橋北口支店で、営業担当の人が作成してきた書類のチェックや持って来た案件を審査する融資管理業務を担当しています。

 

――どのような仕事を経験してきましたか?

 銀行の支店業務を大きく分けると個人のお客様への営業と法人のお客様への営業、融資管理の3つがあります。私の場合はこの3つを幅広く担当させていただきました。
最初の支店には2年3ヶ月いました。まずは、預金の入出金や振り込みなどの銀行の基礎業務を半年間ほど学ばせていただき、その後は融資事務を担当しました。
次の支店には1年7ヶ月いました。1年間ほど融資管理を担当した後に、個人のお客様へ投資信託や保険の販売をする営業を担当しました。
3ヶ店目では、法人のお客様にご融資をさせていただく営業を1年間ほど担当した後に、残りの1年間は融資管理を行いました。
4ヶ店目には3年6ヶ月いました。この支店では個人のお客さまに住宅ローンをご提案する営業を担当しました。現在は5ヶ店目で2ヶ月ほど経ちましたが、法人融資の管理などを行なっています。

―― 仕事のやりがいは何ですか?

 自分の考えたとおりに仕事が進んだ時にやりがいを感じます。
また、様々な業種の方とご融資の際に関わる機会があり、中小企業の社長と対等に話が出来るところも銀行業務の魅力だと思います。例えば、メーカーの営業担当としてある企業にコピー機を販売しに行っても経営の内容までは話ができないかもしれませんが、銀行員だとそういった内容にまで踏み込んだ会話ができます。会社を経営する上で苦労した話であるとか、社長の会社に対する想いなども聞くことができます。こうした経験を通じて、あたかも自分が様々な業界で働いているかのように、色々な視点を持てることが銀行で働くことの1番の面白みだと思います。
逆に大変な点は、常に正確な仕事が求められることです。さらに最近では、早帰りが徹底されていることから、短い勤務時間でいかに効率よく仕事をするかが求められています。

―― 仕事でのモチベーションは何ですか?

 会社に入って若い頃は、モチベーションの波が大きかったです。仕事で失敗すれば落ち込んでしまい、モチベーションが下がることもありました。そういうときには友人と遊んだりするなどプライベートを充実させることによって、気持ちをリフレッシュさせていました。しかしながら、現在は年齢を重ねるにつれ、仕事の業績を上げることがモチベーションに繋がってきていると感じます。

就職活動では自分なりの軸を持とう

 ―― どのような就職活動をしましたか?まだなぜ銀行に入行したのですか?

 色々な企業を受けていくなかで、千葉銀行が一番自分に合っていると思ったからです。
しかしながら、当初は、銀行に入りたいとか、銀行でこの業務をやりたいという想いはありませんでした。まずは色々な業界を見て回り、自分が興味をもった企業を受けてみたいと考えていました。ですので、仕事の内容にとらわれることなく、様々な業界を受けていました。
なぜ、様々な業界を見ていたかというと、私が希望する業界と私を評価してくれる業界が必ずしも一致するわけではないからです。そのため、「この会社に受かったら喜んで入りたいな」というような一定の基準は設けていましたが、業界は絞らずに様々な企業を見ていました。
また、就職活動中は自分のやりたいことを探すことも重要だと考えていましたが、それ以上に、与えられた仕事を一生懸命頑張ることが将来につながるとも考えていました。入行してから上司に「好きな仕事をできないこともあるかもしれないが、やっているうちにその仕事が好きになる」と言われたことがあります。最初は望まない仕事をしていると思っても、一生懸命やることによってその仕事が好きになり、それが結果や評価につながり、自分の将来にもつながります。
「これをやりたい」という思いも大事だと思いますが、まずは与えられた仕事を一生懸命やることが重要だと思います。このような考えの下で就職活動をしていましたので、仕事の内容ではなく、いかにその企業が自分に合っているかということを重要視しました。そして、私を評価して内定を出してくれた千葉銀行に入行することを決意しました。

千葉健太さん3

たくさんの人と関わって仕事をする

 ―― 社会人になって成長したところは何ですか

 様々な立場・年齢の人たちと人間関係を構築することができました。銀行という業務は多種多様なお客様と接する機会があり、その全てのお客様と上手にコミュニケーションを取らないといけません。また、仕事をするうえで部下に指示を出しますし、問題点が発生すれば上司に報告しなければなりません。このように様々な人と関わって仕事をしていきますので、人間関係が大事になってきます。そして、良い人間関係を作るためには、日々の業務をしっかりと行い、相手の立場にたってコミュニケーションを取ることが重要です。
また、仕事をする上で信頼関係は欠かすことができません。例えば、Aさんがお客様に提案をして受け入れられなくても、Bさんが提案すれば受け入れられるということがあります。それは、普段の仕事に対する姿勢に左右されます。仕事のやり方は様々だと思うのですが、人に見られているという意識を持ちながら「ちゃんと仕事をする」ことが重要です。銀行はお客様の大切なお金を扱っていますので、それが、銀行員としての「ちゃんと仕事をする」ということだと思います。そして、信頼されていれば大きな仕事を任されます。このような意識を持つことは、銀行以外の業界でも重要だと思います。

 千葉健太さん0

学生時代の経験は必ず仕事に活きる

―― 学生時代に学んだことについて教えてください

 ゼミに所属することによって文章力が身についたと思います。ゼミでは、毎週本を読んで、レポートを書いて議論していました。社会人になると書類をまとめる機会が多いので、文章を書くことに抵抗がなかったのが幸いしました。そういった点で、ゼミでは社会人としての基礎的な素養を身につけることが出来たと思います。
また、職場では、若手が飲み会の幹事などを務めることが多くあります。ゼミにおける係の運営なども当時は大変でしたが、自身の役に立ったと実感しています。仕事をする上では上司との人間関係だけではなく、部下や後輩との人間関係も大事になってくるので、ゼミで後輩の指導をした経験が活きています。しっかりと後輩の面倒を見ているかということも、上司は見てくれています。また、後輩と円滑な人間関係を築くことで、仕事で助けてもらうこともあります。

―― 学生のうちに、やっておいた方がいいこと、身につけておいてほうがいい能力は

 幅広い交友関係を持っておいたほうがいいと思います。私自身は学生時代に幅広い交友関係を築いていなかったので、後悔しています。なぜ幅広い交友関係を持ったほうが良いのかと言うと、社会人には色々な情報が必要になるからです。     
自分の会社だけではなく、友人から他の業界の情報を知ることによって、自分の知識が高まります。社会人になってから様々な情報を得ようとすると、一から人間関係を作る必要があります。でも、元からその関係を持っていることは、社会人としてアドバンテージになるかと思います。
また、素直さは大事だと思います。素直さとは自分の考えをしっかり言うことと、人の話をしっかり聞いて吸収することです。当たり前ですが、先輩からのアドバイスを素直に聞いてしっかりと吸収できる人は、そうでない人より遥かに成長します。

―― 学生に向けたメッセージをお願いします。

 学生のうちに身につけたものは、社会人になっても必ず役に立ちます。特に、自分が学生時代に意識して手に入れた能力は、いつか役に立つと思います。常に少し高いところに意識を持って頑張っていれば、必ず何かが得られるはずですから、今できることを頑張ってほしいと思います。社会人になると時間の制約が増えてきます。学生時代の経験は人生の中でも貴重なものだと思うので、大事に過ごしてほしいと思います。
就職活動をしていくと企業のネームバリューやブランドばかりに目がいってしまいますが、そこに固執をしないで視野を広げてください。
是非、「この会社なら絶対に後悔しない」と胸を張って言えるような企業に皆さんが巡り合えることを望んでいます。

集合写真

インタビュー日:2015年9月27日
 
〔聞き手〕
経営学部 経営学科4年 佐藤敏生(写真右)
経営学部 経営学科2年  會田勝平(写真左)
〔記録・撮影〕
経営学部 経営学科2年 中村雅哉