About Toyo University ハラスメントの防止

東洋大学は、個人の尊厳と基本的人権の尊重が社会生活における最も基本的なルールであることを自覚し、以下の宣言のもと、快適な就学、就労及び教育研究環境の実現を目指してまいります。

 [English]Declaration on the Eradication of Harassment [PDFファイル/116KB]

ハラスメント根絶宣言

学校法人東洋大学(以下「本法人」という。)では、従来から「学校法人東洋大学ハラスメントの防止等に関する規程」及び「学校法人東洋大学ハラスメント防止ガイドライン」を制定し、あらゆるハラスメントの防止と排除に取り組んでまいりました。しかしながら、依然として深刻な事態が生じており誠に残念であります。

ハラスメントは、人権を侵害し、個人の尊厳を損ね、学生や生徒等の学ぶ権利及び教職員の働く権利に重大な障害をもたらす行為であり、絶対に許されるものではありません。構成員一人ひとりがハラスメントに関する知識を深め、相手の人格を尊重するとともに、ハラスメントの加害者にならないことを強く意識し、全構成員が一丸となって本法人における快適な就学、就労及び教育研究のための環境を整える必要があります。

そこで、以下に掲げる取組みを徹底し、ハラスメントを根絶することをここに宣言いたします。

  1. 研修等の啓発活動を定期的に実施するとともに、ハラスメントとなり得る行為の情報の共有及び適切な巡視等を徹底し、ハラスメントの発生を防止する。
  2. ハラスメント相談室を設置し、ハラスメントの相談対応機能の充実を図るとともに、ハラスメントを防止する諸施策を着実に展開し、その未然防止に努める。
  3. 本宣言をはじめハラスメント根絶に対する確固たる姿勢を学内外に広く発信することにより、ハラスメントに対する意識を向上させる。

平成30年7月23日
学校法人東洋大学ハラスメント防止対策委員会委員長
東洋大学学長 竹村 牧男

ハラスメントとは

大学におけるハラスメントは教育・研究、学習・勤務などの場面において、相手の意に反する行為や言動で、相手に不利益及び不快感を与え、就学・就労及び教育研究環境を悪化させることです。

セクシュアル・ハラスメント

相手の意思に反する性的な内容の不適切な言動により、相手に不利益及び不快感を与えて個人の尊厳を傷つけ、就学・就労環境を悪化させることです。

 アカデミック・ハラスメント

研究教育の場における権力を利用して、相手の意に反する不適切な言動を行い、教育を受け、研究を行う権利を侵害し、就学・就労環境を悪化させることです。

 パワーハラスメント

上司や上級生などの優位な立場にある者が、地位や権力を利用して弱い立場にある者に精神的苦痛や不利益を与え、就学・就労環境を悪化させることです。

マタニティ・ハラスメント

妊娠、出産を理由に不利益や不快感を与え、個人としての尊厳を不当に傷つけ、就学、就労、環境又は教育・研究環境に悪影響を及ぼすことです。

個人的な属性を理由とした差別等に関するハラスメント

心身の障害、疾病、セクシャル・マイノリティー(LGBTQ)の個人的な属性を理由に、不適切な言動又は差別的な取り扱いを行う等により、不快感や不利益を与えることです。

ハラスメントのないキャンパスを実現するために

  • お互いの人格を尊重しましょう。
  • 自分の言動を相手がどう感じているかに注意を払い、マナーを守りましょう。
  • 相手が不快に感じているとわかったら、すぐに止めて謝罪しましょう。

ハラスメントを見かけたら

  • 見過ごさない、見て見ぬふりをしない。
  • 相談員への相談を勧める。
  • 知り得た情報は本人の意思を尊重して、慎重に取り扱う。

被害にあったと思ったら

  • 相手にNOと言える勇気を持ちましょう。
  • ひとりで悩まないでください。自分を責めたり、問題を抱え込まず、友人や相談員に相談してみましょう。
  • 被害の記録をとりましょう。いつ・どこで・誰から・どのようなことがあったか、など。
  • 暴力行為など、身の危険を感じたら警察に連絡してください。

相談したいときは

ハラスメントの相談窓口は、学外と学内に設けています。学外相談窓口は電話とWebにより受付けします。学内関係者に相談しにくい方も安心して相談ができるように、専門業者によるホットラインを開設しています。

相談・申立てに際して

  • 守秘義務を遵守します。ただし、生命の危険等、守秘の限界を超えると本学が判断した場合を除きます。
  • プライバシーは保護されるとともに不利益な取り扱いは行いません。
  • 問題解決は人権擁護の弱者救済の観点から調査等による事実確認に基づき行い、常に公正な立場で対応します。

学内相談窓口

ハラスメント相談室

ハラスメント相談室のパンフレットはこちら(英語版含む)
→Click here for the brochure of the Harassment Consultation Office(including English version)

ハラスメント相談室相談対応方針
  • 相談者自身の気持ちや考え方を尊重します。
  • 相談者のプライバシーを最大限保護し、秘密を厳守します。
  • ハラスメントに関する相談をしたことを理由に、不利益な取り扱いをされることはありません。
  • すべてのハラスメントを人権侵害ととらえ、問題解決に向けて適切な情報提供や助言を行い、相談者が自分の力を発揮していけるよう支援します。
  • 面接相談では専門相談員があなたの相談を担当いたします。支援は相談室全体で協力体制をとって行います。
  • 相談室は、第三者的な立場でお話を聴き、より良い環境を取り戻すことを第一目的としています。そのため、相談や調整を望まず一方的な処分や処罰のみを求める訴えについてはご相談をお受けできない場合があります。
  • 相談から見えてくる問題を大学全体の問題として取り上げ、環境を改善するために、大学に向けて現状を報告し改善のための提案を行います。
  • 相談のなかで違和感や疑問を感じたときは遠慮なくお話しください。

窓口案内

場所:白山キャンパス 8号館7階
開室時間:平日 1000130014001800
電話番号:03-3945-4227

予約方法

  1. 電話による受付
  2. ハラスメント相談室来室による受付
  3. WEB(ダイレクトメッセンジャー)による受付

 ※WEBによる受付方法はこちら [PDFファイル/242KB]をご覧ください

ハラスメント相談員

ハラスメント相談室以外にも、東洋大学では、各キャンパスにハラスメント相談員を配置して、相談体制を整備しています。ハラスメント相談員の氏名・所属・連絡先は下記の掲示板で確認できます。秘密は厳守いたします。

  • 白山キャンパス:4号館1階 掲示板
  • 川越キャンパス:4号館1階 学生生活掲示板
  • 板倉キャンパス:1号館1階 学生相談室前掲示板
  • 赤羽台キャンパス:WELLB HUB-2  1階 学生相談室前/WELLB HUB-2  3階 講師控室前/HELSPO HUB-3 5階 大学院生共同研究室(栄養科学)前

各キャンパスの学生サポート室及び学生相談室でも相談を受付けています。

  • 白山キャンパス学生相談室 : 03-3945-7265
  • 川越キャンパス学生相談室 : 049-239-1544
  • 板倉キャンパス学生相談室 : 0276-82-9132
  • 赤羽台キャンパス学生相談室 : 03-5924-2131

学外相談窓口

外部の相談窓口(ハラスメント・ホットライン)

学内関係者に相談しにくい方も安心して相談ができるように、専門機関によるホットラインを開設しています。
電話またはWEBでご相談ください。 

  • 電話:0120-331-781
  • 電話相談窓口時間:平日 1221時、土日祝 917(ただし、年末年始(12月29日~1月4日)を除きます)
WEBによる相談(ハラスメント・ホットラインWEB相談室)

https://www.dial-soudan.jp/rs/toyo_univ/

  • ユーザーID:toyohco
  • パスワード:soudan1040

東洋大学のハラスメントの対応の流れ

東洋大学のハラスメントの対応の流れ

ガイドライン・規程

東洋大学では「学校法人東洋大学ハラスメントの防止に関する規程」を制定し、その規程に基づき、ハラスメントの事前防止と問題解決の対応方策についてガイドラインに明示しています。

学校法人東洋大学ハラスメント防止ガイドライン (768.1KB)