Graduate School of
International Tourism
Management

Course of International
Tourism Management

国際観光学研究科

国際観光学専攻
博士前期課程 | 博士後期課程

白山キャンパス

Scroll Down

Movie

Professor

観光のプロフェッショナルを養成します

私達は観光学に関する高度職業専門人の育成に力を注ぎます。
インバウンド観光におけるイノベーションを起こせる人材を育て、
そして同時に諸外国との国際観光プロジェクトにおいて
貴重な架け橋となるエキスパートの養成を目指します。
私達と一緒に学んで日本の将来の観光の発展に貢献しませんか。

国際観光学研究科長 中挾知延子 教授

カリキュラムには、4分野の専門科目と、
研究スタートアップ科目を設置

観光学の学問領域を観光産業分野、観光政策分野、観光文化分野、
ホスピタリティ分野の4分野に区分し、学生が自身の研究分野に応じて、
必要な知識を幅広く修得できるようにしています。

国際観光学専攻 和田尚久 教授

Student Voice

観光だけではなく、経営学や心理学、
社会学といった方面の先生方がおられるので、
一つのテーマに関しても経営的な面からや心理的な面など
色々な面からアドバイスをいただけます。

国際観光学専攻※1博士前期課程2年
手塚美寿々 旅行会社勤務

仕事だけでは満足できないことを
叶えることができるのが大学院だと思います。
仕事にも大学院での研究が良い影響を与えてくれます。
目標をもって入学されることをおすすめします。

国際観光学専攻※1博士前期課程1年
石井亜由美 作家・カラーセラピスト

※1 国際地域学研究科国際観光学専攻は国際観光学研究科国際観光学専攻へ2018年4月に改組されます。

Student Interview

国際観光学研究科
国際観光学専攻
羽田 利久さん

一緒に学ぶ方々の大半が社会人であり、
しかも旅行業ではない方も多かったため、
新たな視点での気付きを沢山いただいています。

Q.大学院に、進学しようと思った
動機・経緯は?

旅行会社に勤務している中で抱えている疑問点や問題について、観光学という学問を通じて解決することができないかと考え、大学院に進学することを決めました。また、観光について俯瞰的な視点で考えてみたいと思ったこともその理由の一つです。

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

旅行産業経営塾という旅行業界内の勉強会において、産学連携ということで東洋大学の徳江准教授のお話を聞く機会がありました。そこで伺ったお話がより実践的で、東洋大学での授業を受けてみたいと感じたことが一番の理由です。この産学連携の授業のように、大学内にとどまらず、様々な企業や団体と協力をすることで研究成果を社会に還元されている点も魅力に感じました。

Q.大学院で学んでみて気づいたこと・
発見したことはありますか?

学部の専攻は法学部であったため、観光学の授業を受けるのは初めてでした。大学院ではある程度は基礎的な知識があることが前提となっているため、自ら学ぶ姿勢を持つことがより重要だと感じました。その点は学部の授業と比べて大変ではありますが、参考とすべき書籍や資料等、先生方から色々とヒントをいただくことも多く、好奇心を持って学ぶことができています。

Q.大学院の魅力は?

一緒に学ぶ方々の大半が社会人であり、しかも旅行業ではない方も多かったため、新たな視点での気付きを沢山いただいています。もちろん先生方も専門分野がそれぞれ違い、出身も色々なので、授業ももちろんですが、普段のお話からも得るものが多いです。また、授業内容が仕事に関連することもあり、実務に役立つ機会もあります。

Q.大学院での学びを通して得たもの

2年間の課程で、修士論文の完成を目指すわけですが、論文を書くこと、またその書き方を学ぶことで、論理的な思考を必然的に身につけるようになったと思います。何気なく記した一つの単語でも、その論拠は何か、本当にそれは正しいことなのかなど、物事を掘り下げて考えるようになったと思います。

Q.論文の研究テーマ

私の研究テーマは「消費者の旅行会社離れの検証と、旅行業のあり方についての考察」というものです。近年の消費者の旅行会社離れについて、その理由を検証することによって、実務にも活かしていきたいと考えています。

Q.指導を受けた教員とのエピソードを教えて下さい。

教員名:島川崇教授
島川崇教授は、実際に旅行会社に勤務する私の考えを尊重してくださり、論文自体も私の業務に役立つ物になるようにとの配慮をしてくださっています。旅行業と他産業との比較についての検討をしているのですが、先生の日常の中で気が付いたヒントなどを、授業とは関係なくメールで教えてくださったりしています。

Q.大学院での学びが、
今どんな形で役立っていますか?

実務では自分の会社の数字だけしか見ることがありませんでしたが、研究をしていくうえで必然的に業界全体の数字を把握することになり、旅行業の中での自分の所属する会社の立ち位置というものを俯瞰的にみることができるようになったと思います。

Q.お金のやりくり方法や授業料などの捻出方法や、
生活費のやりくり方法など工夫した点や家族や
職場のエピソードなどがあれば
教えてください。

1年生の時には週3日の通学が必要であるため、学校に行く日は職場の方の協力を得て残業をしないようにしています。また、仕事の関係で遅刻をしてしまうことも多いのですが、先生方のご理解を得て、なんとか通うことができています。
授業料は奨学金をお借りしています。返還は卒業してからとなりますので、その点は助かります。

Q.現在の1週間、
または1日のスケジュールは?
月曜日 会社
火曜日 会社(~18時00分)18時に退社し学校へ、6・7限に出席
水曜日 会社
木曜日 会社(~18時00分)18時に退社し学校へ、6・7限に出席
金曜日 会社(~18時00分)18時に退社し学校へ、6・7限に出席
土曜日 休日(半年に数回、研究発表やゼミなど)
日曜日 休日
Q.今後、東洋大学大学院を
目指される方たちへのメッセージを

以前から、いつかは大学院で学んでみたいと考えていましたが、それを実現するまでには数年かかりました。また、自分が大学院で学ぶのに相応しいかどうか悩むこともありました。しかし入ってみれば、もっと早くに入学していればと思うくらい、大学院は自分にとって得ることの多い場所でした。

もし入るかどうかで悩んでいる方がいるとしたら、是非入学に向けて進まれることをお勧めします。私がそうしたように、入学前に大学院の方に相談をさせていただき、不安を解消することも良いと思います。学ぶ姿勢を持つ方に門戸は開かれています。

プロフィール

帝京大学法学部を卒業後、株式会社読売旅行に入社。営業部門10年、管理部門10年を経て、現在は経営戦略室広報・市場調査部勤務。

(掲載されている内容は2017年2月現在のものです)
close

Professor Interview

国際観光学研究科
国際観光学専攻
藤稿亜矢子准教授

自身が高校生、大学生のころに、
さまざまな地球環境問題が顕著となり
「このままでは地球の将来はない」
ような気がしてしまったから

Q.教員としてご自身が、
研究者になった経緯をご紹介ください。
研究することとは、「好奇心」と「忍耐」
常に広い視野と好奇心を持って、世の中で起きていることにまず興味を持つことが重要だと思いますが、そこからひとつのことを選んで深めるのが研究。その段階では、ひたむきに継続できるような忍耐が重要です。私の専門である環境学では、現在進行形の問題の解決が重要なので、研究することの意味とは、微力ながら社会に貢献することだと思っています。
Q.教員としてご自身が、
研究者になった経緯をご紹介ください。
自身が高校生、大学生のころに、さまざまな地球環境問題が顕著となり「このままでは地球の将来はない」ような気がしてしまったから
もともとは、グローバルな課題解決に興味があって国際関係の仕事で貢献してみたい、と思っていましたが、そのグローバルな課題をつきつめていったら、私の場合は「環境問題」にいきつきました。更にその環境問題を深く見ていったら、もともと地球を作っている「生態系の破壊」が根源的な問題だと感じ、環境問題の中でも特に自然環境保全に一生関わりたいと思ったことがきっかけです。表向きに自分のたどってきた考えを整理するとこうなりますが、根本的には、子供のころから「自然と生き物」が大好きであることも大きな要因となっているでしょう。
Q.教員としてご自身のご専門分野について、
現在までにどんなテーマを研究されているのか
ご紹介ください。
「人と自然の共生」をテーマとして、自然環境や生態系の保全、その実現のためのシステムと制度の多様性について研究しています。
自然保護は、問題が起きている地域のコンテクストによって適した方法も変わってきます。また、その環境ともっとも近い所にいる地域コミュニティの参画が必須です。このようなことから、地域コミュニティが内包された形での自然保護施策設計に興味があり、ずっと研究してきました。現在は、エコツーリズムやサステナブルツーリズムといった自然環境へ配慮しながら地域活性化に貢献できる可能性を秘めている観光形態について、着目しています。
Q.研究者として、つらかったことや、嬉しかったこと?
研究なんてつらいことが8割。でも、それだけに残りの2割の喜びが大きい。
つらいことは、たくさんありすぎて書ききれません。私の研究はフィールド調査が欠かせませんが、深い自然の中に行けばそれだけ身体的な緊張(感染症のリスクなど含め)は強いられますし、また途上国では生活に多くの不自由があります。一番つらいのは、やはり水が少ない場所に行く時ですね。正直、そのような場所に行っている間は、お風呂はもちろんシャワーもままならないこともありますので、ひどい風貌になっているため、日本の知人には会いたくないです(笑)でも、美しい風景や生き物を生で見ることはこの上ない感動ですし、またさまざまな国でさまざまな人々と出会えのも魅力的です。また、フィールドとは逆に、何時間も何日もパソコンの前に座って書き物をし続けるのもつらいものですが、それも完成した時の達成感が帳消しにしてくれます。
Q.大学院で学ぶことの魅力とは?
大学院生は、教員とともに研究していく研究仲間
大学院で学ぶことは、大学までの「知識を得る」という比較的受け身な学びとまったく異なります。もちろん、教員や自分より優れた 先輩研究者から知識を得ることはたくさんあるのですが、自分から知識を取りに行くかどうか、またその知識を使うかどうか、というところで差が出ます。文献、フィールド、さまざまな場と自ら積極的に接触し、それを使っていくことすることが重要です。教員も、「先生」というよりは同じ研究者仲間の先輩ですから、お互いに知識や考えを共有して切磋琢磨していけるのが大学院なのでは。
Q.大学院で学びを考えている
受験生にメッセージを一言。
自身で考え行動できる力を得よう
先述のように、大学院では、与えられた課題をやるというより、自ら知識を取りに行き、その知識を使って、研究を組み立て実践していきます。そのためには、日頃から自分自身で深く考えなければ出来ません。こうした自ら考えて行動する力、というのは、実は研究者のみならず、すべての社会人にとって大きな強みとなりますので、将来的に研究者になるにしても企業で働くにしてもきっと役立ちます。

プロフィール

現在、東洋大学大学院国際地域学研究科国際観光学専攻 准教授
1991年上智大学外国部学部卒業。社会人を経て、2003年東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻入学、同研究科同専攻博士課程修了。環境学博士。自然環境の保全と持続可能な利用に関わる研究を経てWWF(世界自然保護基金)ジャパンに勤務。2014年より現職。

専門
自然環境学、共生システム
論文等
TOKO (2016) : Community-Based Eco Tourism as a Tool for Conservation- a Case from Cambodia: Journal of Environmental Information Science 44 (5), pp149-156
藤稿亜矢子 (2015) : 参加型アプローチ:サステナブルツーリズムの適応に関する考察. 現代社会研究, 12号pp51-60
Toko (2008): Development of a Conceptual Framework for Measuring Social Capital:Journal of Environmental Information Science36 (5), pp87-94
(掲載されている内容は2016年5月現在のものです)
close