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急性アルコール中毒について
急性アルコール中毒とは?
※未成年者の飲酒は法律で禁じられています。
急性アルコール中毒は、身体の機能を侵す「中毒症」です。短時間に大量のアルコールを摂取したり、体内でのアルコールの処理ができにくい体質の人がアルコールを摂取すると起こります。
アルコールの分解産物であるアセトアルデヒドの毒性によって、ひどい二日酔い状態や血圧低下が起こります。また脳の中枢がアルコールそのものの作用によって麻痺すると、呼吸が止まって死にいたる可能性もある、非常に危険なものです。
注意すべきことは?
- 短時間のうちに多量の飲酒(イッキ飲み)はしないよう気をつけましょう。
- 自分の適量を知るとともに、その日の体調にも注意しましょう。
- 飲酒の無理強いは、絶対にしてはいけません。
- 空腹のときは、飲酒しないようにしましょう。
- 酔った人がいたら、一人にしないように周囲の人が付き添うことが大切です。
- お酒が飲めない体質の人は周囲に「お酒が飲めない体質である」ことをアピールしましょう。
アルコールの危険性を認識し、飲酒による事故を起こさないようにすることが第一です。
それでも…万が一のときは?

(イラスト:東京消防庁ホームページより)
- 飲酒によって意識がもうろうとした状態で横たわると、嘔吐物が喉につまって窒息することがあります。
→回復体位をとらせましょう。
※回復体位(窒息を防ぐための体位):身体を横向きにして気道を確保する。
- 酔った人がいる場合は、酔いが醒めるまで付き添い、目を離さないようにしましょう。
また、帰宅途中でも事故などの危険があるため、自宅へ送るなどの対応をとりましょう。 - 生命に直接関係するような症状(呼んだりたたいたりしても反応がない・体温が低下している・呼吸が乱れる等)の場合は救急車を呼びましょう。
→心肺蘇生術(AEDを含む) を覚えておきましょう。
お酒を飲むときに気をつけること
- ゆっくりと自分のペースで飲む。
- 自分の適量を知るとともに、その日の体調にも注意しましょう。
- 自分の適量にとどめる。
- 食べながら飲む。
- 濃いアルコール飲料は薄めて飲む。
- 楽しく飲む。
絶対にNO!
- 未成年者の飲酒―心身の発達を害することがあるため(未成年者飲酒禁止法)
- 飲酒運転―運動機能・認知機能が低下するため(道路交通法)
また、強制的な「イッキ飲ませ」は、急性アルコール中毒を起こさせ、最悪の場合「死」という結果を招くこともある危険な行為です。
こうなると、「イッキ飲み」を強要した人は刑法上の犯罪として処罰されることがあります。