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【平成28年度 修了生の声】勝又栄政さん

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何かを掴もうとしている塾生の表情は非常に美しく、刺激的でした。

哲学塾の志望動機

 私が哲学塾に応募した理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、社会人の方や同じ大学に通っている学生がどんなことを考えているのかを知りたかったこと。2つ目は、私自身の考えが周りにどう映るのかを知りたかったからです。

 実は私は、2014年、第2期の哲学塾に入塾をしていました。しかし、その時は多くの社会人の方や先輩方を目の前に委縮をしてしまい、積極的に周りとかかわりを持つことができませんでした。「哲学すること」のために入塾したにもかかわらず、周りの方々の知識量の多さや経験値の高さにただ見とれて、「私なんて…」という意味のない劣等感を抱き、社会人や他学部の学生と交流し合える貴重な機会を活かすことができなかったことをとても後悔していました。だからこそ、今度こそは多くの方の意見を聞き、自分自身の意見を発信する中で自分の考えを少しでも深めたいと思い、今回の入塾を決意しました。

哲学塾での活動内容および学んだこと

 円了塾は講義が1時間、議論が1時間の計2時間で行われました。

私は、講義においては「人生のモデルの発見」を、議論においては「価値観の広がりと自己の自覚」を学びました。

講義は、大学の教授や外部の企業の方などに講演をして頂き、それぞれの分野を理解できるだけでなく、講演者の方のプレゼン方法なども学び取ることができます。また何より、講演者の方がなぜそこまで自分の分野に情熱を持っているのかという経緯を知ることで、初めは興味のない分野にも大きな発見や感動があり、多彩な人生の歩み方・人生のモデルを発見することができました。

議論では、講義で扱ったテーマに関係した課題が与えられ、グループで話し合い、答えを導き出すということを行いました。議論と言われてもはじめは何をしたらいいのか全く分からいことが多くありましたが、回を重ねる毎に、「自分はどう思うのか」をお互いに話せるようになりました。相手の考えは自分にとって新しい価値観をもたらし、自分の考えは自分自身が普段何を考え、何に興味があり、どんなことをしたいのかを教えてくれました。

哲学塾で学んだことを今後どのように活かしていきたいか

 私は哲学塾を通し、講義や議論で学んだことに加え、世界には多くの問題があり、その問題の解決のために沢山の人が様々な分野からアプローチをしていることを知りました。多くの学びや発見は同時に、それを全く知らなかった自分の気づきへと繋がりました。この「知らない」という自覚こそ、実は1番の学びだったのかもしれません。

だからこそ、今後は「私は何も知らない」ということを意識し、知らないからこそ哲学(考え、真理を追及しつづける)し、もっと、自分のこと、他人のこと、日本のこと、世界のことに目を向けていきたいと考えています。

 私は今年の4月に就職し働きますが、来年からは海外に出て、自分の興味のある「教育」という分野を深めていきたいと考えています。この選択は入塾前の私にはひとかけらもない選択です。多くの価値観や世界に触れ、自分自身を知ることでできた選択です。この答えが良いか悪いかはわかりませんが、この選択自体が自分なりの哲学塾の活かし方であり、この選択を後悔しないためにも人生において「哲学すること」を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

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