研究科長メッセージ

グローバル化や情報化が進む現代社会には、人々の暮らしやこころに関わるさまざま課題が広がっています。本研究科では、そうした諸課題について深くじっくりと研究し、社会に還元することに強い関心と意欲を持つ方々の入学を期待しています。

社会学専攻と社会心理学専攻からなる社会学研究科は、現代社会の諸問題を解決するために幅広く社会学・文化人類学・社会情報学・社会心理学の成果を活用できる人材を養成することを教育理念としています。これまで、学説・理論を踏まえて各種の調査を行う実証性だけでなく、研究成果を一般社会へと還元するという応用性も重視してきました。本研究科では、今なおその学風を大切にしています。

教育体制に関しては、社会学専攻の博士前期課程には社会人等も履修しやすい夜間コースが設けられていています。さらに、二専攻とも、研究者養成を目的とする博士後期課程も設置されており、学位取得に向けてきめ細かな研究指導を受けることができます。また、多くの留学生たちも学んでいるなど、多様性に富む環境のなかで研究に取り組むことができることも本研究科の魅力です。

PROFILE プロフィール

所属：社会学研究科 社会学専攻 現代社会学コース 教授／博士（社会学）
専門分野：
宗教社会学