ヒューマンデザイン専攻

GRADUATE SCHOOL OF WELFARE SOCIETY DESIGN 福祉社会デザイン研究科 ヒューマン
デザイン専攻
赤羽台キャンパス
※2018年度より募集停止

※2018年度より募集停止しました。現在は改組により「ライフデザイン学研究科生活支援学専攻」になっています。

about

問題解決・実践志向型のカリキュラムで、
「福祉社会の創造的デザイン」を志す

現代社会の諸問題を最も色濃く反映する本専攻は、少子高齢化の問題に対応した「子ども支援学」や「高齢者・障害者支援学」、福祉社会の受け皿とも言うべき健康づくりへのアプローチである「健康デザイン学」の3コースで構成されています。福祉社会の創造的デザインという理念に基づき、いずれのコースも問題解決型、実践志向型のオリエンテーションの下にカリキュラムを構築。時代のニーズに対応する、高い見識を持った専門職を育成します。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

【博士前期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

  1. 保育、教育、福祉、医療、介護、健康増進などの各専門領域において指導的立場を担い、現代社会のさまざまな生活上の諸問題に対応できる専門従事者および研究者を養成することを目的とする。
  2. グローバル社会の到来を踏まえ、国際的に活躍できる高度な専門的能力や知識を有する各専門領域の専門的職業人、およびそれを支える研究者を養成することを目的とする。  
  3. 福祉社会、健康社会の一層の発展を目指し、高度な実践的指導力や専門的力量を備えた職業人およびその研究者を養成することを目的とする。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

專攻内に子ども支援学、高齢者・障害者支援学及び健康デザイン学の各コースを設置し、各専門領域に関する学問研究を基盤として、学際的・実践的な教育研究能力を習得させることを目的とする。 各専門領域の学問研究とともに、各専門領域を複合的・横断的に研究させることによって、Specialist でありながら Generalist としても通用する能力を習得させることを目的とする。

【博士後期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

福祉、医療、ケア、保育、健康スポーツといった各分野において国際的な活躍も期待できる独立した研究者、 教育者、および福祉施設や企業、官公庁において指導的能力を有する職業人を養成することを目的とする。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

福祉、医療、ケア、保育、健康スポーツといった各分野における問題解決能力、マネジメント能力およびプレゼンテーション力を習得させることを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

【博士前期課程】

以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位数等を満たし、修士学位論文または特定の課題についての研究の成果(特定課題研究論文)の審査及び最終試験に合格した者に対して、修士の学位を授与する。

  1. 子ども支援学、高齢者・障害者支援学、健康デザイン学の各領域で、実践的な業務に携わる能力を持ち、且つ社会に貢献できる資質
  2. 子ども支援学、高齢者・障害者支援学、健康デザイン学の各領域で、研究者もしくは実践者として、適切に職務を遂行することができる能力
  3. 子ども支援学、高齢者・障害者支援学、健康デザイン学の各領域に関する専門的な知識や技能を修得し、国際社会で活躍できる能力

【博士後期課程】

以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位数等を満たし、博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、博士の学位を授与する。

子ども支援、高齢者・障害者支援、健康づくり推進の領域で、独立した研究者、教育者及び指導的能力を有する職業人として職務を遂行することができる能力

カリキュラム・ポリシー

【博士前期課程】

1. 教育課程の編成 / 教育内容・方法

ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。 

  1. 子ども支援学、高齢者・障害者支援学、健康デザイン学の各専門領域に関する基礎学問に加え、近年の社会問題に対応した科目内容を幅広く教授する。 
  2. 学生の多様なニーズに応えるために、幅広い知識(基礎的素養)を教授する科目、研究者として必要な基礎的データの分析技法、国際的視野で実践・研究に携わる能力を養うための科目を配置する。  
  3. 子ども支援学コースおよび高齢者・障害者支援学コースにあっては、少子高齢社会の今日的な課題に応えるため、子どもや高齢者のケアワークに関する科目、多様な実践主体が担う地域づくりを考える科目を配置し、 また健康デザイン学コースにあっては、健康スポーツ学に関する専門的知識や技能を修得するため、人文科学、 社会科学および自然科学的立場から学際的にアプローチする高度な専門科目を配置する。   
  4. グローバル社会にあって、国際社会で活躍する能力を養うために東アジアを中心とした海外研修科目を配置する。
  5. 修士論文作成についての方法論に関する科目を配置する。

2. 学修成果の評価

学修成果については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。 

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。 
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。  
  3. 修士学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。

【博士後期課程】

1. 教育課程の編成 / 教育内容・方法

ディプロマ・ポリシーの達成のために、「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を適切に組み合わせた教育課程を体系的に編成する。

  1. 科目配置については、博士前期課程における学修を土台とし、健康の維持・増進という統一的な観点からそれぞれの専門領域に関する学問を教授する。合同討論会を通じて領域横断的な共通基盤の習得を図り、必要に応じ、また院生の要望を取り入れて学外研究者等を招聘し、専門的な研究領域に関する知識を教授する。 
  2. 研究指導方法については、博士論文完成まで主指導教授、副指導教授が継続して指導を行うほか、月1 回コー ス合同で研究経過についての検討会を開催する。また、福祉社会デザイン研究科全体で発表会を行い、参加教員および院生との質疑応答を通して、研究内容の深化を図る。

2. 学修成果の評価

学修成果については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。 
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。 
  3. 博士学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。
アドミッション・ポリシー

【博士前期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 子どもや高齢者、障害者、健康づくり推進を取り巻く諸問題に対して、その状況等を総合的に把握し、専門的観点から問題解決の方法等を見いだす知識のある者
  2. 社会人として、保育、教育、福祉、医療、介護、健康増進施設等の現場に勤務しており、関連領域に関する知識や技術を探求し、職場への還元と自身のキャリアアップを目指す能力のある者
  3. 学部で習得した知識を生かし、対人支援や相談援助、教育に関するより高度な専門的知見や技術を習得したいという意欲のある者
  4. 保育、教育、福祉、医療、介護、健康の各分野において、国際社会で活躍する意欲があり、それに関わる研究に積極的に携わろうとする者。

【博士後期課程】

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

  1. 健康の維持・増進という社会的課題と関連する福祉、医療、ケア、保育、健康スポーツの諸問題に精通した知識のある者
  2. 少子高齢化が進む社会において健康の維持・増進は年齢、性別、生活機能の区別なく重要な課題と考える事ができる能力のある者
  3. それぞれの分野における新たな理論を構築したり、実践技術の開発を目指す、能力および意欲を有し、現代人の豊かなライフ(Life:生命、生活、人生)の積極的創造に寄与し、国際的にも活躍したいという意欲のある者