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福祉社会デザイン研究科 先輩からのメッセージ(樋口 和子さん)

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ヒューマンデザイン専攻 博士前期課程2年 樋口 和子さん

掲載されている内容は2012年7月現在のものです。

写真:樋口 和子さん

園長として働きながらも刺激的な研究生活を送っています。

Q. 大学院に入学した理由・目的を教えてください。

保育に従事して30年以上が経ちますが、会議などで発言しても知識不足から相手の理解を得られないことが多く、もどかしさを感じていました。また、保護者や保育士から質問や相談を受けたときに、確固たる根拠を持って答えたいという気持ちがありました。保育を科学的に分析し、自身の保育所運営、ひいては全国の親子支援に活かしたいと考え、大学院入学を決意しました。娘が大学に進学したことで自身の子育ても一段落し、自分の時間ができたことも大学院入学を後押ししました。
東洋大学を選んだのは、以前本大学院で学んでいた友人の勧めです。彼女も現在の私と同じように園長として働きながら大学院で学んでいました。彼女が大学院に入学すると聞いたとき、「なぜその年で大学院に?」と思いましたが、まさか自分も大学院で学ぶことになるとは思いもしませんでした。「学ぶことに年齢は関係ない」と改めて感じました。

Q. 現在の研究テーマについて教えてください。

「産休明け親子をエンパワーする保育とは」というテーマで研究を進めています。私の保育所では近年特に産休明けすぐの入所が増えています。母親の育休制度が整備されているにも関わらず、です。そこで、産休明けの母親が抱えている思いと現状を調査し、産休明け親子を支援できる方法・仕組みを探りたいと考えました。現在、先行研究や様々な文献を読みながら、母親にヒアリングするための調査用紙を作成しています。

Q. 先生方とのコミュニケーションは、どんな様子ですか?

先生方は授業や研究指導の時間以外でも、メールや電話での相談にも快く応じてくださるなど、とても丁寧にきめ細かくご指導いただいております。指導教授の森田明美先生から研修やボランティアにお誘いいただく機会も多く、自分の研究とは直接関係のないことでも「全てが勉強」と思い積極的に参加しています。昨年は1年間で20回ほど研修に出席しました。保育所に勤務しているだけではできない刺激的な体験を数多くすることができ、今まで知らなかった世界が大きく開けました。

Q. 今後の目標を教えてください。

基本的な研究方法を学んだので、自分が疑問に感じていることを明らかにし、そこから子どもたちのために貢献していきたいです。そして、現在の園長職を後進に譲り、大学院で学んだことを社会に発信していけるようになりたいと思っています。

Q. 働きながら大学院への通学を検討している人にアドバイスをお願いします。

普段は保育所で園長として働き、さらに群馬県前橋市から通学していますが、柔軟なカリキュラムのおかげで、無理なく充実した日々を過ごせています。私の場合は1カ月に多いときで平日4日、土曜日に2日通い、必要単位を修得しています。大学院では仕事に直接活かせる様々な知識が得られ、自分の世界観が広がります。仕事をしていて疑問に思っていることが、科学的に明らかになります。ぜひ一緒に学び、研究しましょう。

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