MENUCLOSE

大学院で学びたい方

在学生の方


福祉社会デザイン研究科 先輩からのメッセージ(岩田 健一さん)

Read more

人間環境デザイン専攻 博士前期課程1年 岩田 健一さん

写真:岩田健一さん

成長することへの熱意を持ち続け、将来は自分にしかできない空間設計をしたい。

Q. 大学院で学ぼうと思った理由をお聞かせください。

大学卒業後、ゼネコンに就職し、工事現場の監督として2年間勤務しました。もともと設計の仕事を志望していましたが、その夢を実現するためにも、自分自身がもっと成長したいと思っていました。

学部時代にお世話になった櫻井先生とは、卒業後も時々食事などをご一緒させていただいていたので、大学院進学について相談したところ、先生に背中を押していただき、一歩を踏み出す決意をしました。先生と話す中で、大学院は自分が成長するための貴重な経験を積むのに、最適な環境であると思ったのです。

Q. 研究テーマについて教えてください。

超高層建築の空間における身体性について研究しています。建築は超高層時代へと突入し、人々が超高層建築へと向かう情熱のようなものを感じます。しかし、一歩その中に入ってみると、上層階においてはどのビルも同じような天井高の同じような空間が連なっているのが現状です。研究では、なぜ人々は超高層へと向かうのかというところと、その中でいかに空間の個性を生み出すのかというところを追究していきたいと思っています。

Q.なぜそのテーマに興味をもったのですか?

幼少時、シンガポールに住んでいました。国土の狭いシンガポールでは、必然的に建物は高層へと向かっていて、高層建築が比較的身近な存在でした。また、学部時代に研究で都内を回り、高層建築のあり方に強く興味を覚えた経験もありました。

高層建築には、資本主義経済の背景を強く感じます。都市開発の中で、安く大きな容積を確保するための箱として、より高層であることが求められてきました。その画一的になりがちな高層建築の中に、私は個性的な意匠空間を創造できないかと考えています。

Q. 今はどのように研究を進めていますか?

現在は、高層建築に関係する資料を調べたり、実際に建築物に足を運んだりしている段階です。高層建築に関しては、どうしても構造や耐震についての資料が多くなり、先行研究が少ないのが悩みです。高層建築全体としての意匠空間という考え方が、あまりなされてこなかったのだと思います。でも、先行研究が少ないことは、やりがいを感じる部分でもあります。

また、自身の研究を進める一方、研究室の課題として、廃校になった小学校の再利用のコンセプト作りや、青森県の鯵ヶ沢町と連携して、使われなくなったバス停等の再利用の提案もしています。

Q.将来の目標や夢は?

まずは、一級建築士の資格を取得し、博士前期課程修了後は設計事務所へ就職したいと思っています。将来的には、独立して設計事務所を立ち上げるのが目標です。その事務所で、自分にしかできないアイデアあふれる空間作りができれば幸せです。例えば、小学校などの学校建築もやってみたいですね。全国に同じような学校がたくさんありますが、私は地域性のある学校づくりができればと考えています。どの町にもその土地の特徴があり、歴史があります。それらと連動した学校建築を造ることで、地域色の強い教育ができれば面白いですね。


掲載されている内容は2014年7月現在のものです。

社会福祉デザイン研究科先輩からのメッセージトップへ

Read more