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国際地域学研究科 先輩からのメッセージ(ポッ・ソヴァンナさん)

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国際観光学専攻 博士前期課程1年 ポッ・ソヴァンナさん

ソヴァンナさん:写真

東洋大学は東京都で初めて観光学科を設置した大学であると思います。
観光学分野の第一線で活躍されている先生方がいらっしゃり、
観光学を学ぶなら東洋大学だと決心しました。

Q. 母国のことを教えてください。

カンボジアは、東南アジア大陸にあり、総面積は日本の約半分の181,035km2、人口約1,500万人で、ベトナム、タイ、ラオスと国境を接しています。
主な産業は、農業・縫製業・観光業・建設業ですが、その中でも国の経済成長を牽引しているのは、縫製業と観光業です。
カンボジアにはアンコールワットをはじめとする世界文化遺産であるアンコール遺跡群などの魅力的な観光資源が存在し、年々旅行者数が増加しています。
現在、カンボジアへ来訪する外国人旅行者数は約450万人(カンボジア王国観光省)で、2004年から約3倍増加しました。

Q. 日本へ進学しようと思った動機・経緯は?

在カンボジア日本国大使館の推薦で2014年4月に来日しました。
カンボジアでは日本人観光旅行者と触れ合う仕事であるガイドをやっていたため、さらに観光産業に関わる知識を広げたいと考え、2004年にシェムリアップ市にある大学の観光学部に入学しました。
卒業後、観光学専攻の大学院に進学したかったですが、その専攻がなかったため、2年間ビジネス関係の経営学専攻の大学院に進学しました。
2013年にカンボジアの首都であるプノンペン市に転職した時、偶然同僚から日本への留学生募集の情報を聞いたことから応募して、ついに合格できました。これは自分にとって本当にチャンスだなあと思いました。
日本の魅力的な観光資源や文化、日本人の習慣などをもっと理解するために、日本で生活できること、また日本の有名な大学で自分の好きな専攻、観光学が学べることは夢のようでした。

Q. なぜこの大学・大学院を選んだのですか?

日本で観光学を学べる大学がまだ少ない中、東洋大学は東京都で初めて観光学科を設置した大学であると思います。
それに、観光学分野の第一線で活躍されている先生方がいらっしゃり、特にその中でも自分の研究したいテーマとマッチする教員がいたため、自分が書きたい論文について丁寧にご指導いただけそうだと感じたからです。
私が初めて東洋大学を知ったのは、カンボジアで働いていた時、オフィスに置いてある東洋大学のパンフレットを見た時です。
そこには「グローバル人材の育成」という言葉が書いてあって、それが今だに心に残り、自分がこの大学に入学できれば、そういう人材になれるかと期待しています。
パンフレットに載っている写真と同じく、ハイテックで、綺麗な学校・キャンパスで、栄養のバランスが取れる食堂もあることも大変良いことです。
実際にカンボジア視察のためにいらっしゃった杉本富利先生(総合情報学部長)と多田光利先生と同行して、素敵な方々だなあと感じました。そして、観光学を学ぶなら東洋大学だと決心しました。

Q. 大学院の魅力は?

海外の大学院に進学できたことは、自分にとっては夢のようです。
自分の専門知識を深めて、自分の成長レベルを高めることが大学院の魅力です。
カンボジアの都市部では、大学卒の学生が一般的で、院修了の学生の方が企業で優先的に採用され、給料の差があることが現状です。
それに、自分で決めた研究テーマをとことんまで深く突き詰めて研究できることが何より大学院の魅力です。

Q. 大学・大学院での学びを通して得たものは?

自分の得意ではなかった統計学をゼミに所属してから勉強をはじめ、その知識が身に付いてきました。
そして、自分の研究題目に関する知識も増えて、授業や発表会などでのプレゼン力も以前より向上しました。
それに何より、観光学の専門の先生方から様々な話やアドバイスなどをもらって、自分の観光学の知識も以前より広く深くなったと感じました。

Q. 現在の研究テーマについて教えてください。

研究題目は、「シェムリアップ市・アンコール遺跡郡の来訪者行動に関する研究」です。

現在、自分の研究テーマに関する先行研究についてレビューして、そして夏休みのアンケート調査に向けて調査票を作成しているところです。

調査対象者は、シェムリアップ市・アンコール遺跡郡へ来訪する約400人の国内外観光旅行者です。

対面調査を通じて得られるデータから、観光旅行者の個人属性、来訪実態、観光地の満足度評価特性を把握し、問題点・改善点を考察します。

それと関連する授業を今学期は6科目を履修しています。観光産業のベースになる旅行産業の歴史、ホスピタリティ・マネジメント、日本の観光政策、そして自分の研究テーマに役に立つ統計学や環境保護の授業を受講しています。

Q.将来への展望は?

希望が叶うならば、帰国後、観光産業を支えるシェムリアップ市やプノンペン市にある大学で観光学の講師としてカンボジア人学生の皆さんに教えたり、世界的な文化遺産であるアンコール遺跡郡とシェムリアップ市の観光開発に役に立つように、様々な人達と協力し合って地域社会のために活躍したいと思っています。

Q. お金のやりくり方法は?

日本国文部科学省の奨学金をもらっています。
4分の1位は寮費に使って、残りの7割位は食事や交通費などの生活費に節約しながら使っています。
そして、わずかの残りを、長い休みの実家帰省や日本国内旅行などに使っています。
今、日本国内で一番行きたい所は北海道です。

Q.1日のスケジュールは?

時間・時限  概要
9時00分 起床
9時00分~12時00分 午前中授業がないため、朝遅く起きてから、入浴します。
昼食を済ませてから、通学します。
12時00分~17時00分 国際地域学共同研究室や図書館で課題、研究、勉強などをします。
(3、4時限の授業がある日もあります。)
17時00分~18時00分 東洋大学の食堂で夕食をとります。
18時15分~21時25分 授業
21時25分~22時45分 国際地域学共同研究室で課題、研究、勉強などをします。
23時00分 帰宅

Q.東洋大学大学院を目指そうとする受験生にむけて一言メッセージをお願いします。

最後まで諦めずに勉強することは大事です。前を目指して、志望校をできるだけ早く決めること、
そして「グローバル人材育成」に取り組んでいる東洋大学大学院を考えてみてください。

きっと、自分の明るい将来への道を東洋大学が開けてくれるはずです。

皆さんの健闘と東洋大学大学院入試の合格を祈っています。


掲載されている内容は2015年6月現在のものです。

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