MENUCLOSE

先輩からのメッセージ(宋 紫龍さん)

Read more

国際観光学専攻 博士前期課程在学 宋 紫龍さん

※掲載されている内容は2018年7月現在のものです。

宋さん(201807)

Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

2014年頃、中国人の「日本での爆買い」に関するニュースを頻繁に耳にしました。そのため、「中国人の日本旅行は買い物ばかりだ」、「日本は買い物聖地だ」というイメージが印象深く残りました。ところが、同年、4日間の東京旅行をした際、日本の観光はショッピングだけではなく、他の様々な魅力もあると感じました。訪日中国人旅行者達が、どのように日本を楽しんでいるか、訪日する際に何をしているか、また、日本の様々の魅力は本当に中国でうまくPRできているのか、などに興味を持ち、研究したいと考えました。そこで、社会人時代のマーケティング・データ分析の知識を活かして、ささやかな力ではありますが、日本の観光振興に貢献したいと考え、大学院に進学しようと考えました。

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

大学院進学を志した時、観光に関する研究科に進学することを目指していました。その際、東洋大学国際地域学研究科(当時の名称)国際観光学専攻(現:国際観光学研究科国際観光学専攻)ホームページを拝読しました。「少ない観光専門の大学院として、観光の発展に貢献する」という教育方針が大変印象的でした。更に、データ分析の技術を用いて旅行者の行動を研究する専門の古屋先生がいらっしゃったため、先生のもとで研究したいと考え、迷わず東洋大学を選びました。

Q.大学・大学院で学んでみて気づいたこと・発見したことは?

学部の受動的な勉強方法に対して、大学院では主動的に勉強することが不可欠です。
やる気を出して、「自ら勉強・自ら発見・自ら研究」をすべきことが肝心です。大学院で、研究者として常に自分の勉強不足を発見・追究することによって、知識を広め、より良い研究成果を出せるように頑張る必要があります。そして、先生との「報連相」をしっかりと守ることも重要です。

Q.大学院の魅力は?

観光学が様々な専門から組み合わせた分野のため、観光に関わる「統計学」、「政治」、「環境」、「景観」、「交通」、「社会学」、「マーケティング」に関する様々な学習ができることがとても魅力的だと考えております。また、社会人の先輩方もいらっしゃるため、研究に留まらず、観光現場の最前線のことを理解するチャンスもあります。様々な意見を交わして、視野も広げることができる場所だと考えております。

Q.大学院生活の中で辛かったことは?

大学院での研究生活を楽しんでいます。良い研究成果を出せば、達成感を得られ、特に辛かったことはありません。しかし、いつも心配していることがあります。それは、レポート、発表の案や論文に対しての評価です。提出時の心配を解消するためにも、毎日の勉強を積み重ね、責任感を持ちながら、レポート、発表の案や論文を作成しています。

Q.論文の研究テーマ・授業の内容は?

研究テーマ:「旅行記の分析による訪日中国人旅行者の行動に関する研究」です。具体的に、トピックモデルという文書を類型化できる自然言語処理の方法を用いて、3万5千篇ぐらいの旅行記に対する類型化によって、訪日中国人旅行者の行動を明確にする研究です。先生のご指導のもとで、自然言語処理を勉強するだけではなく、「観光政策」・「消費者行動学」・「マーケティング」などの様々な授業を受講・聴講しております。

Q.将来への展望、今後目指したい姿や将来進みたい道などありましたら、教えてください。

大学院の博士前期課程を修了し、博士後期課程に進学し、先生のもとでしっかりと研究を行い、観光研究に貢献できる学者を目指しております。

Q.現在の「ある1週間」または「ある1日」のスケジュールを教えてください。

 
 月曜日 授業3限→復習→予習→授業6限→論文の作成(夜)
 火曜日 レポート・論文の作成→授業6限→論文の作成(夜)
 水曜日 アルバイト→論文の作成(夜)
 木曜日 アルバイト→論文の作成(夜)
 金曜日 授業3限→1週間の授業・知識の整理
 土曜日 休日(時に国立国会図書館で先行研究を調べる)
 日曜日 定例:研究討論会(他の学校の大学院生、AI・ビッグデータ・観光などの内容)

お世話になった日本語学校の先生へメッセージ(留学生のみ)

日本語学校:大原日本語学院
日本語学校で在籍したのは僅かな1年間ですが、人生の中で忘れられない1年です。責任感を持つ先生のもとで、日本語が上達できただけではなく、日本の風習・マナーに関しても学ばせて頂きました。また、最後の半年の際に、先生・クラスメイトと一緒に大学院に進学するため、頑張った姿や、心配してくださった表情、合格お祝いの笑顔が私の人生の宝物です。1年間、お世話になりました。ありがとうございました。

今後東洋大学大学院を目指そうとしている方たちへのメッセージなど、ありましたら自由にお書きください。

自分の強みを活かして、やる気を出して、先生方、先輩方を失望させないように頑張ってください!


プロフィール

宋 紫龍さん

母国である中国で、大学を卒業後、中国にある不動産コンサルティング会社で大型旅游不動産プロジェクト(リゾート施設)のマーケティング顧問を担当。子供の時から日本に対して興味があり、日本の観光に貢献したいことをきっかけ、来日。日本語学校を経て、東洋大学大学院国際地域学研究科国際観光学専攻に入学。(中国北京市出身)


 

Read more