Graduate School of Food and Nutritional Sciences 食環境科学研究科 朝霞キャンパス

掛け合わせた「食」の知見で、
社会と未来を健やかに

人のいのちと密接に結びつく「食」。だからこそ、世界中の貧困、健康、環境への負荷といった課題に少なからず影響を与えます。次の世代、さらに次の世代へと健やかにいのちを受け継いでいける持続可能な社会をつくりだすためには、「食」の問題と向き合うことが欠かせないでしょう。

解決策を求め、本研究科はあらゆる領域を横断するオリジナリティあふれる研究を行っています。いのちや健康を科学的にさまざまな角度から深く探究した知見をベースに、新たな「食」の価値を生み出し、人々の生活や社会活動に還元します。

Philosophy

食環境科学研究科の先輩から
「哲学すること」を学ぶ

専攻

About

次世代の食を創出するイノベーティブな思考で
健康にまつわる諸課題と向き合う

食環境科学研究科では、食の安全に関するグローバルな視点や、次世代の食を創出するイノベーティブな思考を身に着けます。そして、食品の栄養や安全、運動を通して、現代社会が抱える健康に関する諸課題に取り組む高度専門的職業人を養成します。

教育の目的

教育研究上の目的
【博士前期課程】
  1. (1) どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか
    高度な倫理観によって、生命と健康、食の安全に係る分野において、指導的役割を果たすとともに、国際的に活躍できるような高度な専門能力を有する実務スペシャリストとなる人材を養成することを目的とする。
    (2) 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的
    ① 幅広い知識の涵養とともに、生命科学的視点に立ち、地球規模での食糧事情を捉え、食を取り巻く環境や食の機能が健康維持・増進に果たす役割について、一層深化させた専門能力を習得させることを目的とする。
    ② 人間栄養学を構成する人間、食物、地域・環境、さらには生理学、臨床医学等の学際領域を深く学び、より洗練された高度な健康社会の実現に向けた深い専門知識と科学的に探究する管理栄養、先駆的なフードマネジメント能力を習得させることを目的とする。
    ③ 幅広い知識をもとに俯瞰力を習得させることを目的とする。
【博士後期課程】
  1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか
    グローバルな視点から食を取り巻く環境を科学的に考察し、国際的な幅広い視野に立って、更に高度な知識と研究能力を有し、世界・日本社会が直面する多様な食環境科学領域での諸問題に対して、解決に向けた強い責任感と倫理観を持って、新たなイノベーションを創造して解決を図る研究者、技術者、教育者等の人材の育成を目的とする。
  2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的
    博士前期課程で修得したものをさらに発展させ、より高度な専門性を修得するため、食環境科学領域におけるより高度な知識と創造的、独創的な能力を修得し、専門以外の関連分野を横断的に捉えながら、リーダーシップを発揮して課題設定・解決ができる人材の育成を教育目標とする。