国際学研究科 学部長 岡本 郁子

研究科長メッセージ

学際的で多様性に富む
研究環境が国際貢献や
キャリア形成につながる

国際学研究科は、国際的な社会貢献とキャリア形成を大きな目標として掲げています。本研究科には、ふたつの専攻、グローバル・イノベーション学専攻(GINOS)と国際地域学専攻(RDS)があります。GINOSは起業家精神に基づいて変革を起こす人財、RDSは国内外の地域づくりに高度な専門的知識をもって取り組む人財の育成を目指しています。どちらの専攻も、イノベーションの場あるいは研究対象のフィールドを大事にしながら、そこに存在する課題を正確に把握し、新たな発見と知の探究を惜しみなく続けること、さらに課題解決能力を養うための学びの場を提供しています。

本研究科では、既存の学問分野の枠に捉われない文理横断型のアプローチでの研究を積極的に取り組んでいます。出身国、バックグラウンド、年代、研究テーマ、学問的アプローチも実に多様な学生が、切磋琢磨しながら学んでいます。そうした学際的で多様性に富む学びの環境が、国際的な社会貢献とキャリア形成を後押ししています。

さらに、2023年度からは、オーストラリアのカーティン大学大学院との間で、本学では初めてとなる修士課程のダブル・ディグリー制度が始まりました。この制度では、カーティン大学大学院の都市計画、環境、国際関係、イノベーション&ビジネスの4つの領域のコースを対象としています。本研究科で学びながら、1年間カーティン大学に留学しコースワークを行うことで、本研究科の修士号とカーティン大学の修士号の両方の学位を取得できます。国際的な視野を拡げながら、いっそう深い学識を習得し、キャリアの選択肢も増やすことのできる制度となっています。

私たちは、新たな知識を創造と実践を通じて、世界に羽ばたこうとする皆さんを全力で応援します。

国際学研究科 研究科長

岡本 郁子

Ikuko Okamoto

PROFILE プロフィール

所属:国際学研究科 国際地域学専攻 教授/博士(地域研究)
専門分野
経済学、地域研究、農村開発