グローバル人材育成のための3つの柱

東洋大学は3つの柱で、
グローバル人材の育成を目指します。

「グローバル人材」それは
時代や環境に左右されず、世界的な視野で柔軟に考え、行動できる
「一生を、生き抜く力」を持った人。

東洋大学は今、「国際化」と「キャリア教育」、そしてその基盤となる「哲学教育」の3つを柱に、時代や環境の変会に流されることなく、地球規模の視点から物事をとらえ、自分の未来を切り拓くことのできる「グローバル人材の育成」を目標に掲げています。課題発見力やリーダーシップ、語学力と異文化を理解する力、人生を築くキャリアデザイン力。これらは、価値観が大きく揺らぎ、人や情報やビジネスが国境を超えて展開するボーダーレス社会を生き抜く力であり、その根底には自分らしいものの見方・考え方が欠かせません。

3つの柱は、そのための教育の基本であり、東洋大学は哲学教育を受け継いできた125年の伝統をもとに、グローバル人材の育成を使命として推し進め、学生一人ひとりの「一生を、生き抜く力」を育てます。

哲学教育

人に、社会に哲学を。

東洋大学は建学以来、哲学を教育の根幹においてきました。創立者・井上円了が求めた哲学とは、いわゆる「哲学者」を育てることではなく、つねに疑問と好奇心を持ち、一人ひとりが自ら判断できる力を養うことにありました。今日のように価値観が混迷し、物事の判断がむずかしい時代に、哲学は地球規模の課題を解決する糸口としても、より重要性を増しています。「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と問いかけ、自ら考える姿勢を養うことは、全ての学びのはじまりであり、あなたの生きる力の原点をつくります。

創立者・井上円了博士の想いを継ぎ、学生一人ひとりの人間力を育てます。

竹村学長

東洋大学 学長
竹村 牧男

建学の精神に「諸学の基礎は哲学にあり」という言葉があります。ここには政治、法律はもとより、科学や芸術にも、その根底に哲学がなくてはならないという創立者井上円了の想いが込められています。どんな学問分野においても、物事の本質に向かって深く考察することの大切さを指摘するものであり、大学でどのような力を身につけ、それを社会の中でどう生かすべきか、深く自己に問うことの重要性を説くものでもあります。特に、現代社会は世界中の国々が国際的なネットワークに組み込まれており、今後、社会で活躍するには国際的な感覚や広い視野が必要になります。語学力、国際社会人基礎力、異文化理解力など、グローバル社会を生き抜く基礎的な能力を培うためにも、また世界に向けて日本の伝統的な価値観や思想を発信するためにも、やはり哲学の世界を知ることが重要だと考えています。東洋大学はバイオ・ナノ分野やPPP(Public/Private Partnership)のアジア拠点形成事業などにおいて世界的な評価を得る一方、「哲学教育」「国際化」「キャリア教育」をキーワードに、基礎的および専門的学力と社会人基礎力・人間力を兼ね備えた人材育成を進めており、国際的通用力のある大学として今後も成長してまいります。

東洋大学の哲学教育の現在

・国際哲学研究センターの開設

2011年7月1日、文学研究科に「国際哲学研究センター」が発足しました。哲学を基盤とする建学の理念を生かした研究拠点として、哲学研究の国際的なネットワーク形成を目指します。

・学科を横断するフレキシブルなカリキュラム

自然科学、歴史、文学、スポーツなどを幅広く学ぶことができる基盤教育。これらの根底には東洋大学の建学の精神である「哲学」が貫かれ、自分なりのものの見方・考え方を持つことが重視されています。

世界的な視野で創設者の多彩な業績を研究、「国際井上円了学会」の発足

日本が近代国家の体制を模索し始めた明治初期、井上円了という一人の優れた哲学者・教育者が現れました。彼は日本の哲学研究の礎を築き、哲学教育に基づく人材育成のための学校「私学哲学館」を開き、また全国を奔走して一般民衆の知的啓蒙に尽力するなど、生涯にわたり広く教育事業に挺身した人でした。さらに井上円了は哲学関係の著作を初めとする広大な書物を残すなど、多彩な業績を認めることができます。

しかしながら、その行跡と功績はまだ本格的には検証されておらず、井上円了の真価は埋もれたままであります。

そこで、東洋大学では、平成24(2012)年、創立125周年を迎えたことを機に、国際哲学研究センターが中心となって、世界的な視野のもとに多彩な業績を研究し、その全貌を明らかにするために、平成24(2012)年9月を期して「国際井上円了学会」を創設することにしました。

井上円了

・実践的な哲学教育プログラム事業

「自分なりのものの見方・考え方」を持つことがいかに大切かを伝え、広義の哲学教育ができる実践的な教材の開発・出版を行います。

・「妖怪学」がリニューアルして登場!

円了博士は迷信を打ち払い、自ら考える姿勢を養う第一歩として「妖怪学」を講義したとされています。全学総合科目「妖怪学」はこの精神を受け継いで登場。不可思議なものの本質を見極め、現代の「新しい妖怪学」を考えていきます。

国際化

世界に主張できる東洋へ。

東洋大学では語学力を高める教育プログラムや留学・海外研修プログラムを充実させることで、学生一人ひとりの国際社会人基礎力を伸ばし、世界の舞台で活躍できるグローバル人材の育成をめざしています。国際社会では、自分の意見を持ち、発言することが当然と考えられています。考える力を養う哲学教育をベースに、異なる文化の中に飛び込み、多様な人々との対話を体験することで、国際的な視野と世界に向けて発言する力を身につけてください。

世界的教育・研究拠点の形成 国際シンポジウムを開催

国際シンポジウムの様子

バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターは「バイオ・ナノ融合分野」の研究教育の国際拠点をめざし、国内外の先端研究教育機関との連携を推進してきました。今回の国際シンポジウムでは、ノーベル化学賞受賞者で本学客員研究員でもあるハロルド・クロトー博士、デフタ パートナーズ グループ会長の原丈人氏による講演やパネルディスカッションを通して、科学技術が世界の課題解決に生かされること、日本人がもっと世界へ意見を発信すること、に対する期待が述べられました。

PPP(Public/Private Paetnership)のアジア拠点形成事業

マハティール元マレーシア首相と会談。今回の会談は本学のPPP(Public/Private Partnership)研究センターが検討しているアジアのPPP研究機関(APPPI)の設立に関して、塩川正十郎総長が、かねてより親交の深いマハティール氏に依頼して実現したものです。APPPI設立に向けて実りの多い会談になりました。

キャンパスミーティングで元マレーシア首相マハティール氏との対話が実現

キャンパスミーティングの様子

2011年11月15日、マハティール元マレーシア首相と学生との「キャンパス・ミーティング」を開催しました。会場には770名もの学生が詰めかけ、スピーチと学生代表の質問に答える対話形式のミーティングに耳を傾けていました。

日本文学研究の世界的権威であり本学名誉博士ドナルド・キーン氏の特別講義を実施

特別講義の様子

2011年9月16日、日本文学研究者であり、本学名誉博士でもあるドナルド・キーン氏の特別講義を実施しました。授業のテーマは「現代のグローバル化社会における日本の伝統文化・思想の意義について」。3.11の震災を機に日本国籍の取得を決意したキーン氏の深く日本を愛する心を、私たちは大切に受け止めなければならないでしょう。

文部科学省「グローバル人材育成推進事業」に国際地域学部の取り組みが採択

講義の様子

2012年9月25日、文部科学省「グローバル人材育成推進事業 タイプB(特色型)」に本学国際地域学部の取り組みが採択され、平成24年から平成28年度までの5年間にわたり国際人材育成事業に係わる補助金を受けることになりました。 この事業は、若い世代の「内向き志向」を克服し、国際的な産業競争力の向上や国と国の絆の強化の基盤として、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材の育成を図るべく、大学教育のグローバル化を目的とした体制整備を推進するものです。 主対象となる国際地域学部をはじめ、大学全体でグローバル人材の育成に向けて取り組んでまいります。

学部共通プログラム

TOEIC

Test of English for International Communucationの略で、通称TOEIC?と呼ばれている国際コミュニケーション英語能力テスト。近年、就職活動でもTOEIC?のスコアが求められる事例が増えています。東洋大学では、全学科で団体特別受験(IP)テストを利用し、学生のスコアアップをめざした教育を展開しています。

SCAT

SCAT(スキャット)はSpecial Course in Advanced TOEFL?の略で、全学部の学生を対象とした英語の「特別教育科目」です。SCAT ?(秋学期)・?(春学期)の2コースを1年間学習することにより、英語圏の大学に留学しても学習や生活に困らない「使える英語力」を習得できます。東洋大学と長く学術交流協定を結んでいるモンタナ大学の協力のもと、TESOL(外国人向けの英語教授法)の資格を持つ教員が授業を担当しています。留学制度を積極的に利用し、国際社会人としての素養を磨くためにも、SCATで英語力を高めましょう。 ※このほか、学部別の語学教育プログラムも充実しています。

キャリア教育

学んだことを社会で生かすために。

自分は何のために生き、何を達成するために働くのか。キャリアにとって大切なのは自己の確立です。東洋大学では、身に付けた哲学と、世界を知ることで得た視点をもとに、自分を知り、将来の生き方へとつなげるキャリア教育を展開しています。キャリア教育科目やインターンシップなどのキャリアプログラムは、その第一歩。まず、大学生活の中でやりたいことや、将来の目標を思い描くことからはじめて、その先にある社会人としてのキャリアを考え、主体的な人生を歩むための価値観を築いていけるよう取り組んでいきます。

学生たちの様子

グローバル・キャリア教育センター(GCC)の設置

東洋大学のキャリア教育の中核を担う存在として、2012年4月に設置しました。フィロソフィ(自己探求力)・キャリア(自立力)・グローバル(国際化)という側面から、すべての学生が各自のキャリアを構築できるよう支援を行います。各学部の専門教育との連携プログラムや、よりグローバルを志向したプログラムの提供など、新たな試みもスタートします。

グローバル・キャリア教育センターによる各種新講座始まる

グローバル・キャリア教育センターが主催する講座が6月から順次開講します。いずれも全学部学生対象で、年間を通じて実施します。グローバル企業で活躍するゲストスピーカーを招きます。それぞれの仕事の多様性やそこで働くことの意義について理解を促し、本学学生の職業観を養うことを目的とした独自の企画です。

キャリア形成支援プログラム

キャリア形成支援プログラム:フロー図

東洋大学は125年の歴史の中で、27万人以上の卒業生を輩出しています。

毎年、各業界で活躍するOB・OGが大学を訪れ、在学生と面談を行う「学内OB・OG訪問」が好評です。また学内会社説明会には1,000を超える企業が参加されています。東洋大学には例年約12,000件の求人があり、過去4年間の平均就職率が94%という景気に左右されない安定的な就職実績をあげています。